THE POLICE - BEZIERS 1980 SOUNDBOARD(1CDR) [Uxbridge 1945]

THE POLICE - BEZIERS 1980 SOUNDBOARD(1CDR) [Uxbridge 1945]

販売価格: 1,500円(税込)

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商品詳細

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Arenes de Beziers, Beziers, France 22nd August 1980 STEREO SBD

 ナイジェル・グレイとの三部作を経て時代の節目に差し掛かっていた1980年のTHE POLICE。その生演奏を脳みそに流し込んでくれるサウンドボード・アルバムが登場です。
 そんな本作に記録されているのは「1980年8月22日ベジエ公演」。そのステレオ・サウンドボード録音です。1980年と言えば、“REGGATTA DE BLANC Tour”と“ZENYATTA MONDATTA Tour”が交錯する時期ですが、本作は後者の記録です。まずはツアーの全体像を俯瞰し、ショウのポジションを把握してみましょう。

●1980年
・7月26日ー9月2日:欧州(16公演)←★ココ★
《10月3日『ZENYATTA MONDATTA』発売》
・10月15日+18日:西ドイツ(2公演) ←※ROCKPALAST出演
・10月21日ー12月8日:北米#1/南米(34公演)
・12月21日ー23日:英国(3公演)
●1981年
・1月7日ー20日:北米#2(7公演)
・1月25日ー2月7日:日本(10公演)←※BUDOKAN 1981他
・2月10日ー26日:オセアニア(10公演)←※MELBOURNE 1981

 これがZENYATTA MONDATTA Tour”の全景。本作のベジエ公演は冒頭「欧州」レッグの10公演目にあたるコンサートでした。
 そんなショウを伝える本作は、名作サウンドボードが残された事でも知られている。そのクオリティは極めて引き締まった超タイト・サウンド。例えば、“ZENYATTA MONDATTA Tour”の代表サウンドボードである『MELBOURNE 1981: PRE-FM(Wardour-526)』なら放送らしくオフィシャル風に整ったミックスやコンサートの雰囲気を演出する大歓声、さらにはホール鳴りを再現したようなエフェクトによる広がりも感じられました。それに対して、本作はミックス卓の直結系。曲間でも大歓声が遠くのさざ波に聞こえる反面、極太な芯は不自然なまでにゴツゴツと丸出しで、エフェクトがかかっても広がりはない。ではモノラル臭いか?というと実は真逆で、左右のパンは猛烈な幅で、ドラムの細やかな一打一打が会場の端から端までワープするように吹っ飛ぶ。音楽作品としての完成度と言うよりは、頭蓋が会場そのものになったような異次元のシンクロ感を味わえるのです。
 そんな異次元サウンドで画かれるのは、プレス名盤『MELBOURNE 1981: PRE-FM』とも異なるショウ。ここで日カウしながら整理してみましょう。

●ゼニヤッタ・モンダッタ(4曲)
・Don't Stand So Close To Me/De Do Do Do, De Da Da Da/Driven to Tears/When The World Is Running Down
●クラシックス(11曲)
・アウトランドス・ダムール:Truth Hits Everybody/Roxanne/Can't Stand Losing You/Next to You(★)/So Lonely
・白いレガッタ:Walking On the Moon/Deathwish/Bring on the Night/The Bed's Too Big Without You/Message in a Bottle
・シングル:Fall Out
※注:「★」印はプレス名盤『MELBOURNE 1981: PRE-FM』で聴けなかった曲。

……と、このようになっています。「Next to You」は『MELBOURNE 1981: PRE-FM』だけでなく、日本公演のプレス名盤『BUDOKAN 1981: DEFINITIVE MASTER(Wardour-465)』でも聴けない1曲でした。もっともそれ以上に重要なのは全体バランスから滲み出すショウのムードでしょうか。ツアー後半は『ZENYATTA MONDATTA』ナンバーが主軸となっていましたが、本作の時点ではリリース前だったせいか新曲が少なめ。むしろ『OUTLANDOS D'AMOUR』『REGGATTA DE BLANC』の方が多く、過渡期を感じさせるのです。
 定番のプレス名盤『MELBOURNE 1981: PRE-FM』とは異なるツアー序盤を代表する大傑作サウンドボード・アルバムです。プレス化も検討された極太&超タイト・サウンドも鮮烈な名作。どうぞ、存分にお楽しみください。
★「1980年8月22日ベジエ公演」のステレオ・サウンドボード録音。極めて引き締まった超タイト・サウンドのミックス卓の直結系で、極太な芯は不自然なまでにゴツゴツと丸出し。左右のパンは猛烈な幅で、ドラムの細やかな一打一打が会場の端から端までワープするように吹っ飛ぶ。頭蓋が会場そのものになったような異次元のシンクロ感で“ZENYATTA MONDATTA Tour”を味わえる大傑作サウンドボード・アルバムです。

(67:07)
01. Don't Stand So Close To Me
02. Walking On The Moon
03. Deathwish
04. Fall Out
05. Bring On The Night
06. De Do Do Do, De Da Da Da
07. Truth Hits Everybody
08. The Bed's Too Big Without You
09. Driven To Tears
10. When The World Is Running Down
11. Message In A Bottle
12. Roxanne
13. Can't Stand Losing You / Regatta De Blanc
14. Next To You
15. So Lonely

STEREO SOUNDBOARD RECORDING