THE POLICE - PHILADELPHIA 1979 SOUNDBOARD(1CDR) [Uxbridge 1979]

THE POLICE - PHILADELPHIA 1979 SOUNDBOARD(1CDR) [Uxbridge 1979]

販売価格: 1,500円(税込)

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商品詳細

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Walnut Street Theatre, Philadelphia, PA, USA 9th April 1979

 ロック史……いや、人類音楽史においても類い希なるサウンドボード超多産地帯である1979年のTHE POLICE。その最激戦地に新たなるマスターピースが誕生です。
 そんな本作に記録されているのは「1979年4月9日フィラデルフィア公演」。そのステレオ・サウンドボード録音です。本稿に目を留められた方ならご存知と思いますが、1979年のサウンドボードはとにかく多い。細かい時期をしっかり把握していかないと混乱しますので、今回も当時のスケジュールに照らしてポジションを確認していきましょう。

“OUTLANDOS D'AMOUR Tour”
・1月9日ー2月21日:欧州#1(24公演)←※HATFIELD 1979
・3月1日ー4月9日:北米#1(41公演)←★ココ★
・4月12日ー25日:欧州#2(3公演)
・4月27日ー5月25日:北米#2(25公演)←※CHICAGO 1979他
・5月31日ー6月24日:欧州#3(22公演)←※PARADISO 1979他
《8月『REGGATTA DE BLANC』完成》
“REGGATTA DE BLANC Tour”
・8月17日ー9月23日:欧州#4(18公演)
《9月21日:シングル『Message In A Bottle』発売》
・9月27日ー12月1日:北米#3(45公演)←※PALLADIUM 1979他
・12月3日ー22日:欧州#5(16公演)←※HAMMERSMITH PALAIS 1979

 これが1979年のTHE POLICE。約190公演という場数は彼らの歴史でも間違いなく最多であり、世界に打って出た凄まじいエネルギーが日程だけでも分かります。そんな中で本作のフィラデルフィア公演は“OUTLANDOS D'AMOUR Tour”のメイン・レッグでもある「北米#1」の最終日でした。1979年全体でサウンドボードが量産されていますが、その中でも「北米#1」は最多の激戦地。ここで当店コレクションもチェックしておきましょう。

●北米#1のSBDコレクション
・3月4日『BERKELEY 1979(プレス)』
・3月5日『UCD COFFEEHOUSE 1979 SOUNDBOARD(ギフト)』
・3月8日『HOUSTON 1979 SOUNDBOARD』
・3月9日『DALLAS 1979 SOUNDBOARD(ギフト)』
・3月23日『THE EDGE 1979(プレス)』
・3月29日『ROSLYN 1979』
・4月4日『BOTTOM LINE 1979 SOUNDBOARD』
・4月7日『BOSTON 1979 SOUNDBOARD』
・4月9日:フィラデルフィア公演 ←★本作★

……と、このようになっています。2本のプレス名盤を含め、本作で9作目。いかに激戦なのかご理解頂けると思います。しかも、本数だけでなくクオリティも名作級揃いだから恐れ入る。さすがにプレス名盤が2作もあるだけにレッグNo.1とは言い難いのですが、他のバンドであったらツアーNo.1の最高傑作になっていたであろう次元。冒頭DJパートでテープ劣化を感じるものの、それはテープのスタート部が一種乱れるだけ。すぐさまビシッと安定し、約1分後にショウが始まると綺麗にセパレートしたステレオ・サウンドボードが楽しめる。静寂パートになるとヒスがあった事にも気づきますが、骨太・肉厚な演奏音が轟くとそれも掻き消されてしまいます。
 また、本作はそんなサウンドボードの最高峰版でもあります。既発音源では「Peanuts」で録音漏れの欠けがありましたが、本作ではそのパートも補填。シームレスで楽しめる完全形ライヴアルバムに仕上げられています。
 セットに「Next to You」がないのでプレス化は見送られましたが、逆に本作だけのポイントなのは思い切りのいい演奏そのもの。何しろ、この日は全米ツアーの最終日。冒頭DJが語る通り、彼らの全米ツアーは二度目なのですが、一度目は20公演そこそこの肩慣らし(その模様は今週同時リリースの『THE RAT, BOSTON 1978 SOUNDBOARD(Uxbridge 1978)』でお楽しみ頂けます)。それに対して、1979年の「北米#1」は約40公演の本格侵攻であり、それを成功させた充実感は比べものにならない。そして何より明日の調子を気に留めない勢い。ここまで1日2公演は当たり前のペースで突き進んできたエネルギーを1公演の濃縮したような大熱演がブチかまされるのです。
 売り出し中のバンドは積極的にメディア露出し、結果として多くのサウンドボードが残されます。しかし、いかにバンド側が売りたくても、メディア側に需要がなければそれっきり。だからこそサウンドボードは貴重なのです。そんな中で、1979年のTHE POLICEはオーディエンス録音ばりの本数でサウンドボードが残された。これこそ、いかに当時の彼らが世界から求められていたかの証でもあるのです。本作から吹き出すのは、そんなバンドも世情も燃え上がっていた全米ツアーの最終日。どうぞ、ド密着サウンドボードの本作で存分にご堪能ください。

★「1979年4月9日フィラデルフィア公演」のステレオ・サウンドボード録音。サウンドボード大量生産時代でも屈指の銘品で、他のバンドであれば最高傑作/プレス化も必至なレベル。「生演奏版OUTLANDOS D'AMOUR」となる特濃セットだけでなく、全米ツアー最終日だからこその思い切りの良い大熱演が楽しめる必聴盤です。

(53:04)
01. Introduction
02. Truth Hits Everybody
03. So Lonely
04. Fall Out
05. Born In The 50's
06. Hole In My Life
07. Be My Girl / Sally
08. Peanuts
09. Roxanne
10. Landlord
11. Can't Stand Losing You / Reggatta de Blanc

STEREO SOUNDBOARD RECORDING