PETER GABRIEL - CARDIFF 1980 SOUNDBOARD(2CDR) [Amity 728]

PETER GABRIEL - CARDIFF 1980 SOUNDBOARD(2CDR) [Amity 728]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Sophia Gardens, Cardiff, Wales, UK 7th March 1980 STEREO SBD(UPGRADE)

 大名盤『PETER GABRIEL III (MELT)』を生み出し、ソロ・アーティストとしてもシーンの重鎮へと登り詰めた1980年のピーター・ガブリエル。その生演奏を脳みそに流し込んでくれるサウンドボード・アルバムが登場です。
 そんな本作に記録されているのは「1980年3月7日カーディフ公演」。そのステレオ・サウンドボード録音です。当時のツアーは“TOUR OF CHINA 1984”と名付けられましたが、これは当時のバックバンドの事で、1984年でもなければ中国公演もありませんでした。当店ではマイク・ミラードのプレス名盤『SANTA ANA 1980(Virtuoso 445)』が定番として愛されてもいますので、まずは当時のスケジュールを俯瞰してそれぞれの位置関係を確認してみましょう。

●1979年
・5月12日:ハマースミスオデオン公演
・6月23日:GLASTONBURY FESTIVAL出演
・8月23日-9月1日:欧州#1(4公演)
《秋『MELT』完成》
●1980年
・2月20日-3月16日:英国(19公演)←★ココ★
《5月30日『MELT』発売》
・6月17日-7月12日:北米(21公演)←※SANTA ANA 1980
・8月30日-10月8日:欧州#2(30公演)

 これが1979年/1908年のピーター・ガブリエル。ミラードの名作『SANTA ANA 1980』は『MELT』発売後の北米レッグでしたが、本作のカーディフ公演はアルバムを完成させつつ、リリースには至っていなかったタイミング。「英国」レッグの13公演目にあたるコンサートでした。
 このショウはFM放送され、数々の既発群を生み出して来た定番。ただし、本作はそんな既発のコピーやリマスター再発ではなく、最近になって公開された最高峰マスターなのです。そのクオリティは、まさに過去最高。生々しいミックスやうっすらとしたヒスにエアチェック感も漂いますが、鮮度は従来マスターより格段に上。既発群ではダビングによって失われていたエッジがしっかりと残され、丸みやダンゴ感もない。デジタル大全盛の現代基準では「完全オフィシャル級!」と断じるべきか迷うものの、オフィシャルでは望めない“TOUR OF CHINA 1984”を味わえる「公式代わり」にはなってくれるのです。
 そんなアップグレード・サウンドで描かれるのは、貴重なフルショウ。ミラードのプレス名盤『SANTA ANA 1980』は警察当局によってショウが強制終了させられてしまうドキュメントが強烈でしたが、本作ではばっちり完遂。『SANTA ANA 1980』では聴けないレパートリーもたっぷり披露する通常コンサートを満喫できる。その内容も整理しておきましょう。

●MELT(9曲)
・Intruder/Start/I Don't Remember/Family Snapshot/Not One Of Us/Lead A Normal Life/Games Without Frontiers(★)/And Through The Wire(★)/Biko(★)
●その他(9曲)
・CAR:Solsbury Hill/Modern Love/Moribund The Burgermeister/Humdrum/Here Comes The Flood(★)
・その他:Mother Of Violence/On The Air(★)/I Go Swimming(★)/We Do What We're Told (Milgram's 37)
※注:「★」印はプレス名盤『SANTA ANA 1980』で聴けなかった曲。

……と、このようになっています。『SO』の「We Do What We're Told (Milgram's 37)」やアルバム未収録の「I Go Swimming」も耳を惹きますが。やはり圧巻なのは名盤『MELT』ナンバーの大盤振る舞い。「No Self Control」以外の全曲が披露されている。特に「Start」「Lead A Normal Life」「And Through The Wire」は当時だからこそ演奏されたレア曲です。逆に言えば、現代の感覚では「No Self Control」を外す方が意外だったりもしますが、この曲がレギュラー・セット入りするのは『IV (SECURITY)』時代になってから。これもまた、どの曲が代表曲となっていくか決まっていないリアルタイム感覚なのです。
 プレス名盤『SANTA ANA 1980』では知る由もなかった“TOUR OF CHINA 1984”のフルショウを脳みそに流し込んでくれるサウンドボード・アルバム。その最高峰マスターです。まさに「生演奏版MELT」となる新名盤。どうぞ、思う存分お楽しみください。

★「1980年3月7日カーディフ公演」のステレオ・サウンドボード録音。従来から知られるFMサウンドボードながら、数段鮮度の良いアップグレード・マスター。既発群ではダビングによって失われていたエッジがしっかりと残され、丸みやダンゴ感もない。名作『MELT』から「No Self Control」以外の全曲が披露されるフルショウを味わえる「生演奏版MELT」となる新名盤です。

Disc 1(57:25)
1. Intruder
2. Start / I Don't Remember
3. Solsbury Hill
4. Family Snapshot
5. Milgram's 37
6. Modern Love
7. Not One Of Us
8. Lead A Normal Life
9. Moribund The Burgermeister
10. Mother Of Violence
11. Humdrum

Disc 2(32:36)
1. Band Introduction
2. Games Without Frontiers
3. And Through The Wire
4. I Go Swimming
5. Biko
6. On The Air
7. Here Comes The Flood

Peter Gabriel - Vocals / Piano
John Ellis - Guitar
Jerry Marotta - Drums, saxophone
Larry Fast - Keyboards
Tony Levin - Bass

STEREO SOUNDBOARD RECORDING