YES - LONG BEACH 1974 MIKE MILLARD MASTER TAPES(2CD) [Virtuoso 502/503]

YES - LONG BEACH 1974 MIKE MILLARD MASTER TAPES(2CD) [Virtuoso 502/503]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Live at Long Beach Arena, Long Beach, CA, USA 19th March 1974 TRULY PERFECT SOUND(UPGRADE)

 絶対名手マイク・ミラードのライフ・ワークでもあったYES録音。その中でも記念碑となる名作が誕生。永久保存プレス2CDでリリース決定です。
 そんな本作に刻まれているのは「1974年3月19日ロングビーチ公演」。その極上オーディエンス録音です。“TALES FROM TOPOGRAPHIC OCEANS Tour”と言えば『危機』&『海洋地形学の物語』を丸ごと再現する究極の超大作ツアーとして歴史に記録されているわけですが、時期によって微妙に内容が違ってもいました。まずは、その全景を振り返り、本作のポジションを確かめてみましょう。

●1973年
・11月16日ー12月10日:英国(25公演)
《12月7日『海洋地形学の物語』発売》
●1974年
・2月7日ー28日:北米#1(21公演)
=「追憶」がセット落ち=
・3月1日ー25日:北米#2(22公演)←★ココ★
・4月11日ー23日:欧州(10公演)
《5月18日:リック・ウェイクマン脱退》
※注:上記は大まかなもの。全日程の演目は判明しておらず、「北米#1」以前でも全曲演奏ではない日もあります。

 これが“TALES FROM TOPOGRAPHIC OCEANS Tour”の全体像。当初は『危機』&『海洋地形学の物語』を丸ごと再現していましたが、さすがに無理があったのか「北米」ツアーの途中で「追憶」がセット落ち。その後は「Roundabout」や「Starship Trooper」を復活させて会場の盛り上がりを重視するようになりました。本作のロングビーチ公演はそんな変更直後となる「北米#2」の18公演目にあたるコンサートでした。ミラードはYESをこよなく愛しており、90年代までYESを録音し続けてもいました。ここでそのコレクションも確認しておきましょう。

●70年代(8作)
・海洋地形学の物語ツアー:L.A. FORUM 1974&★本作★
・リレイヤー・ツアー:HOLLYWOOD BOWL 1975
・究極ツアー:LONG BEACH ARENA 1977/L.A. FORUM 1977 1ST NIGHT(ギフト)
・トーマト・ツアー:L.A. FORUM 1978 2ND NIGHT
・10周年ツアー:LONG BEACH ARENA 1979 1ST NIGHT/2ND NIGHT
●80年代以降(3作)
・ドラマ・ツアー:LOS ANGELES 1980 1ST NIGHT
・ABWHツアー:LOS ANGELES 1989
・8人YESツアー:L.A. FORUM 1991

……と、このように本作はミラードの極初期作品。プレス名盤『L.A. FORUM 1974(Virtuoso 439/440)』の翌日でもありました。実のところ、この録音は古くからコピーが知られており、アナログ時代から“TALES FROM TOPOGRAPHIC OCEANS Tour”の大定番として君臨してきました。本作は、その大元マスターからデジタル化された最高峰更新盤なのです。
 実際、そのサウンドは既発群より遙かにフレッシュで鮮やか。従来版の最高峰と言えば当店の『OCEANS LONG BEACH 1974』が有名ですが、本作は数段クリアで鮮やか。曇りがサッと晴れた空気感はクリスタル・クリアに透き通り、丸みのあったエッジがディテールまでくっきり。芯の力強さまで上がっており、まるで録音ポジション自体が数メートルほどステージに近づいたかのようにさえ感じます。実のところ、この録音はミラードのキャリアでも極初期(恐らく6本目)で、まだ「Nakamichi 550」を使い出す前の「Sonyデッキ+Shureマイク」時代。そのせいもあってか、後年のミラード録音に比べるとややワイルドだったりもしますが、絶大なダイレクト感はすでに超一流なのです。
 しかも、本作はそんなネット原音をさらにアップグレードさせたベスト・バージョン。復刻を担った「JEMS」によると、この録音は極初期だけに大元テープのデジタル化が難しかったそう。苦心の甲斐もあって取り出されたサウンドは極上だったのですが、テープの切り替えパートなどで数十秒ほど短くなっていたようです(逆に開演パートは従来より14秒長く収録しています)。そこで、本作は最新トランスファーで拾われなかった約35秒を『OCEANS LONG BEACH 1974』から復刻。史上最長を更新する決定盤に仕上げられているのです。
 本作はミラード・マスター復刻事業の第200弾として発表され、車椅子を押していた相棒「ジムR」氏との出会いのショウとして絶対名手の大きなターニング・ポイントでもありました。しかし、そんなミラード氏のキャリアを知らなくても、本作は極上クオリティの音楽作品であり、『L.A. FORUM 1974』では聴けなかった「Roundabout」「Starship Trooper」まで楽しめる“TALES FROM TOPOGRAPHIC OCEANS Tour”の代表作品です。無心に聴いても素晴らしいYESのライヴアルバムであり、録音史に想いを馳せるほど深く、多彩な味わいも楽しめる大傑作。どうぞ、永久保存プレス2CDで存分に味わい尽くしてください。

★「1974年3月19日ロングビーチ公演」の極上オーディエンス録音。絶対名手マイク・ミラードの大元マスターで、従来マスターより遙かにクリアで鮮やか。曇りがサッと晴れた空気感はクリスタル・クリアに透き通り、丸みのあったエッジがディテールまでくっきり。芯の力強さまで上がっており、まるで録音ポジション自体が数メートルほどステージに近づいたかのようにさえ感じます。前日のミラード作『L.A. FORUM 1974』では聴けなかった「Roundabout」「Starship Trooper」まで楽しめる“TALES FROM TOPOGRAPHIC OCEANS Tour”の代表作品です。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc:1 (65:00)
1. Pre-show ★既発「OCEANS LONG BEACH 1974」(Amity)より14秒程度長い
2. Firebird Suite
3. Siberian Khatru
4. And You And I
5. Close To The Edge
6. The Revealing Science Of God

Disc:2 (64:32)
1. The Ancient: Giants Under The Sun ★24:41 - 25:07 既発イコライズして補填
2. Musical Interlude / Prelude / Ritual (nous sommes du soleil)
3. Roundabout
4. Starship Trooper ★10:53 - 最後まで既発イコライズして補填

Jon Anderson - Vocals
Steve Howe - Guitars
Chris Squire - Bass
Rick Wakeman - Keyboards
Alan White - Drums