THE ROLLING STONES - MUNICH 1995(2CD) [IMPORT TITLE]

THE ROLLING STONES - MUNICH 1995(2CD) [IMPORT TITLE]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Olympiastadion, Munich, Germany 3rd August 1995 TRULY PERFECT SOUND(UPGRADE)

今や懐かしのローリング・ストーンズ『VOODOO LOUNGE』ツアー。その行程からはマイアミに東京ドームと言う定番プロショット&サウンドボードが生み出されましたが、95年のヨーロッパツアーになると『STRIPPED』プロジェクトに関心が移ったせいもあり、そうした定番が存在しない。その代わりにDATレコーダーや高性能マイクの普及と相まったリアタイ・オーディエンス・アイテムがポンポン生み出された状況がマニアにとっては懐かしい時代だったように思えます。
それも今は昔。そうしたリアタイ・アイテムは姿を消して久しいだけでなく、ライブを録音した人物がそのまま音源をCD化してリリースすることが多く、結果として元の音源がトレーダー間に出回ることが少なかった。つまりテーパーやトレーダーでなくCD製作者が手前で録音した結果かと。95年『VOODOO LOUNGE』ツアーはその傾向が非常に強く、そうした中で見過ごされた名盤も少なくない。8月3日のミュンヘン公演を収めた『VOODOO YOU LLOVE』というCDはその典型と言えるではないでしょうか。
今となってはこの『VOODOO YOU LOVE』自体を知らない人の方が多いかも。当然ヨーロッパ製のアイテムでヘタウマなイラストのジャケに包まれた一品。未だにこの日をリリースした唯一のアイテムであることは言うまでもなく、またその元音源もトレーダー間には一切出回っていない。そしてアイテム自体が入手困難…というより完全に見過ごされた存在となってしまった。

そんな渋いアイテムをマニアが最近になってネットに上げてくれたのですが、いま改めて聞いてみるとこれがなかなかの高音質なオーディエンス録音。95年のヨーロッパツアーはスタジアム規模の大会場が当たり前、場合によってはフェス・レベルの野外会場で行われることすら当たり前でしたので、この音源も「まるでサウンドボード」と形容されるような域には及んでいないのですが、それでもかなりオンな音像。
またヨーロッパの野外ライブらしい賑やかな臨場感もそれなりに拾っているのですが、それが演奏やミックの歌に覆いかぶさってしまうことは(まったく!)皆無。むしろ「Satisfaction」や「Sympathy For The Devil」のハッピーな盛り上がりもストレスなく楽しめる。むしろ本盤の問題はせっかくの聞きやすい優良オーディエンスであったのに、音像が右側に偏ったバランスであったこと。もちろん今回のリリースではそこをアジャストした上に全体の音質も手を加えることで元の盤よりも聞きやすさマシマシ。
1990年代のデジタル録音を現在のテクノロジーでアジャストするとどれほどまでに聞きやすくなるのかを実感してもらえることかと思われますが、実際この聞きやすさと当日の盛り上がりは本当に聞いていて楽しい。正に見過ごされた優良音源といえ、むしろリアタイ・アイテムを知らないマニアにも大いに楽しんでもらえることかと。

そんなハッピーな盛り上がりという事もあって、この日のストーンズの演奏は隅から隅までご機嫌。まずミックがハイテンション。「Tumbling Dice」を聞けばライブの序盤から既にエンジン全開に歌いまくっており、そこからひたすら絶好調なミックが聞いていて気持ちいい。このツアーを代表するオールド・ソングの一つであった「It's All Over Now」のギターソロをばっちり決めてくれるキースもまた絶好調。一年をかけて行われたツアーの終盤ということもあって演奏は盤石の域。8月はそんなツアー最後の一か月ということもあり、なおさら演奏の質が高かった。
それに「Shine A Light」、「Like A Rolling Stone」そしてキース・コーナーの「Connection」といったヨーロッパならではの魅力的なレパートリーがこの日に揃っているのも大きな魅力。もちろん「Shine A〜」ではミックが熱唱してくれますし、やはりこの日の盛り上がりを受けて非常にゴキゲンなキースが楽しそうに始める「Connection」も素晴らしい。どれも数か月前の日本では聞けなかったレパートリーですので、なおさら魅力的に映る。
そして今となっては懐かしの「Rock And A Hard Place」でダリル・ジョーンズが聞かせたキレッキレのベース・ソロ、このツアーの恒例行事だったロニーによるミックのメンバー紹介がいつも以上に悪乗りといった具合にグループ全体のハッスルぶりに95年ヨーロッパならではの聞きどころ満載、なおかつ優良オーディエンスの隠れ名盤が2023年にまさかの復活。これぞマニアが聞きたかったレアなオーディエンス・アルバムですし、ジャケも『VOODOO YOU LOVE』とは比べ物にならないかっこよさ!

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(リマスター・メモ)

★全体を調整して抜けを良くして普通の高音質になりました。
★演奏のバランスがコロコロ変わるが、基本右に偏ってるのでなるべく調整しました。

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★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc:1 (68:07)
1. Intro
2. Not Fade Away
3. Tumbling Dice
4. You Got Me Rocking
5. It's All Over Now
6. Sparks Will Fly
7. Satisfaction
8. Beast Of Burden
9. Angie
10. Shine A Light
11. Like A Rolling Stone
12. Rock And A Hard Place
13. Monkey Man
14. I Go Wild

Disc:2 (64:53)
1. Miss You
2. Band Introductions ★冒頭のダブり個所修正
3. Honky Tonk Women
4. Connection
5. Slipping Away
6. Sympathy For The Devil
7. Street Fighting Man
8. Start Me Up
9. It's Only Rock 'n Roll
10. Brown Sugar
11. Jumping Jack Flash