METALLICA - TORONTO 1989(2CDR) [Shades 1857]

METALLICA - TORONTO 1989(2CDR) [Shades 1857]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Maple Leaf Gardens, Toronto, ON, Canada 7th April 1989 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(from Original Masters)

 クリフ・バートンの死を乗り越え、誰にも届かぬ高みへと登り詰めた『...AND JUSTICE FOR ALL』時代のMETALLICA。栄光の“DAMAGED JUSTICE Tour”を極上体験できるオリジナル・マスターが登場です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1989年4月7日トロント公演」。その強力オーディエンス録音です。“DAMAGED JUSTICE Tour”と言えば、METALLICAのライヴ史でも重金属感が絶頂に達した歴史的ツアー。当店でも可能な限りの名作でアーカイヴして参りました。良い機会でもありますので、まずはワールド・ツアーの全景を各レッグの代表作と共に俯瞰し、本作のポジションも確かめてみましょう。

●1988年
・5月23日ー7月30日:MONSTERS OF ROCK TOUR(30公演)
《8月25日『...AND JUSTICE FOR ALL』発売》
・9月11日ー11月5日:欧州(41公演)←※DAMAGED BRITISH他
・11月15日ー12月18日:北米#1(23公演)←※CHICAGO 1988
●1989年
・1月11日ー4月21日:北米#2(63公演) ←★ココ★
・5月1日ー6日:オセアニア(4公演)
・5月11日ー18日:日本(6公演)←※DAMAGED JUSTICE JAPAN TOUR 1989
・5月24日ー9月23日:北米#3(79公演)←※公式映像
・10月4日ー7日:南米(3公演)

 これが“DAMAGED JUSTICE Tour”の全体像。世界各地を凄まじい公演数で駆け抜けたわけですが、本作のトロント公演は、その中でもメインレッグのひとつであった「北米#2」。その52公演目にあたるコンサートでした。
 そんなショウを真空パックした本作は、透き通った空気感が美味しいクリア録音。このショウ自体は以前から名録音が残された事で知られているのですが、本作は独自ルートで発掘された大元マスターからダイレクトにデジタル化された銘品。しかも、その独自ルートというのがKISSの新発掘サウンドボードで全世界に衝撃を振り撒いている関係者ルートなのです。ホール鳴りもしっかりと吸い込んだオーディエンスらしいサウンドなのですが、大元マスターだけにダビング痕のない瑞々しさが絶品。クリアな空気感を貫く芯はレーザー光線のようにくっきりしていますし、ディテールも実に細やか。その上でホール鳴りがゴリゴリとしたリフに艶を与えており、エッジが金属光沢に輝いているのです。
 そして、そんなリフの猛攻に驚喜する熱狂がリアルでもある。今なお世界中で大人気のMETALLICAではありますが、本作から吹き出す熱狂は質が違う。いかにも上り調子な旬のバンドだけの熱量を誇りつつ、新しい音楽「スラッシュ・メタル」を目の当たりにした新鮮な喜びにも満ちている。演奏自体も若々しいわけですが、それを囲む観客もフレッシュなのです。そして、その熱狂が時代の混沌まで生み出しているからスゴい。暴虐なリフと遠くの熱狂が巨大な音の壁を築き上げては押し寄せ、近くの熱狂との遠近感が会場スペクタクルを演出する。まさに1989年だからこそ、“DAMAGED JUSTICE Tour”だからこその剛鉄サウンドがスピーカーから吹き出してくるのです。
 そんな灼熱メタル・サウンドで描かれるのは、「重金属」という単語そのものが音楽になったようなフルショウ。“DAMAGED JUSTICE Tour”と言えば、公式ボックス『LIVE SHIT: BINGE & PURGE』に収録されたシアトル映像プロショットこそが象徴。最後に比較しながらセットを整理しておきましょう。

●メタル・ジャスティス(5曲+α)
・Blackened/Harvester of Sorrow/Eye of the Beholder(★)/To Live Is To Die Jam/One/...And Justice for All
●その他(11曲+α)
・血染めの鉄鎚:Seek & Destroy/Whiplash
・ライド・ザ・ライトニング:For Whom the Bell Tolls/Creeping Death/Fade to Black
・メタル・マスター:Welcome Home (Sanitarium)/Master of Puppets/Battery
・カバー他:Black Night Jam(★)/La Bamba-Helpless Jam(★)/Last Caress/Am I Evil?/Breadfan
※注:「★」印は『LIVE SHIT: BINGE & PURGE』のシアトル映像になかった曲。

……と、このようになっています。貴重な「Eye of the Beholder」も美味しいわけですが、何よりも全編を貫くサウンドと演奏がスゴい。凄すぎる。クリフ時代よりも上達したアンサンブルは無慈悲な機械感を漂わせ、ミッドテンポに目覚めた新曲は極めてヘヴィ。それでいながら次作『BLACK ALBUM』以降で問題になる「緩み」はまったくなく、むしろMETALLICA史上もっともタイトでキリリと引き締まっている。彼らのベスト・ツアーは人によって様々ではありますが、“DAMAGED JUSTICE Tour”は特に人気が高い。その理由を千の言葉よりも雄弁に物語ってくれるライヴアルバムでもあるのです。
 まるで金属加工工場のような溶接臭まで漂ってきそうなリアル・メタルな名録音。どうぞ、大元マスター起こしの本作で存分にぶちのめされてください!

★「1989年4月7日トロント公演」の強力オーディエンス録音。独自ルートで発掘された大元マスターからダイレクトにデジタル化された銘品で、ダビング痕のない瑞々しいクリア録音。透き通った空気感を貫く芯はレーザー光線のようにくっきりしていて、ディテールも実に細やか。その上でホール鳴りがゴリゴリとしたリフに艶を与えており、エッジが金属光沢に輝いています。METALLICA史上もっともタイトでキリリと引き締まった“DAMAGED JUSTICE Tour”をリアル体験できる文化遺産アルバムの誕生です。


Disc:1 (75:16)
1. Intro: The Ecstasy of Gold
2. Blackened
3. For Whom the Bell Tolls
4. Welcome Home (Sanitarium)
5. Harvester of Sorrow
6. Eye of the Beholder
7. Bass Solo
8. To Live Is To Die Jam
9. Master of Puppets
10. One
11. Seek & Destroy
12. ...And Justice for All

Disc:2 (42:24)
1. Black Night Jam
2. Creeping Death
3. Fade to Black
4. Guitar Solo
5. Battery
6. La Bamba/Helpless Jam
7. Last Caress
8. Am I Evil?
9. Whiplash
10. Breadfan

James Hetfield - Guitar, Vocal
Lars Ulrich - Drums
Kirk Hammett - Guitar
Jason Newsted - Bass, Vocal