YNGWIE J. MALMSTEEN'S RISING FORCE -TORONTO 1988(2CDR) [Shades 1846]

YNGWIE J. MALMSTEEN'S RISING FORCE -TORONTO 1988(2CDR) [Shades 1846]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Rock 'N Roll Heaven, Toronto ON, Canada 25th July 1988 PERFECT SOUND(from Original Masters)

 ジョー・リン・ターナーとのコラボレーションが奇跡の相性を生んだ『ODYSSEY』時代。そのミッシング・リンクを繋ぐ新発掘ライヴアルバムが登場です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1988年7月25日トロント公演」。その絶品オーディエンス録音です。いきなり「ミッシング・リンク」と言われても「???」という方がほとんどだと思います。その意味をご説明するためにも、これまでの代表作群と共に「ジョー・リン・ターナー時代」の全体像を振り返ってみましょう。

●1988年
《4月8日『ODYSSEY』発売》
・4月10日ー16日:北米#1(5公演)←※ALLENTOWN 1988
・5月19日ー7月30日:北米#2(49公演)←★ココ★
・8月16日ー25日:日本(6公演)←※DEFINITIVE BUDOKAN 1988他
・11月14日ー12月19日:欧州(28公演)←※A SWEDISH ODYSSEY他
●1989年
・1月18日ー2月10日:ロシア(21公演)←※公式
《10月12日『TRIAL BY FIRE』発売》

 これがジョー時代の活動全景。本作のトロント公演は、メインレッグであった「北米#2」の46公演目にあたるコンサートでした。この「北米#2」こそが「ミッシング・リンク」。実を申しますとジョー時代の録音で一番多いのが来日物で、それに次ぐのが「欧州」レッグ。「北米#2」は公演数が最大にも関わらず音源は少なく、これまでオーディエンス映像『DETROIT ODYSSEY』くらいしかありませんでした。本作は、そんな「知られざる主戦場」を説き明かすライヴアルバムでもあるのです。
 そんなショウを伝える本作は、透き通る空気感が胸をすくクリア録音。当店の独自ルートでもたらされた新発掘マスターなのですが、そのルートこそKISSの衝撃サウンドボード/プロショットを連発し、全世界のコレクターを震撼させている関係者ルートなのです。さすがにイングヴェイの関係者ではないようですが、秘宝の記録は集まるところに集まる……ということなのでしょうか。ともあれ、そんな秘宝マスターから流れ出るのは瑞々しくリアリティたっぷりの美音。決してサウンドボードと間違えたりはしませんが、とにかくクリスタル・クリア。イングヴェイの速射もジョーの一言一言も微細部まで曇りも滲みもなく届くのです。
 そんな鮮やかクリアなサウンドで描かれるのは、爆テンションにド肝を抜かれる「北米#2」のフルショウ。何はさておき、まずはセット。ジョー時代の象徴である公式映像『TRIAL BY FIRE』や来日公演と比較しながら整理しておきましょう。

●オデッセイ(7曲)
・Rising Force/Deja Vu/Crystal Ball/Heaven Tonight/Now Is The Time(★)/Dreaming (Tell Me)/Faster Than The Speed Of Light(★)
●その他(8曲+α)
・トリロジー:Liar/Queen In Love/You Don't Remember, I'll Never Forget (incl. Street Of Dreams)
・その他:Icarus' Dream Suite Opus 4(★★)/Far Beyond The Sun/I'll See The Light Tonight(★)
・カバー;Black Star/Purple Haze(★)
※注:「★」印は公式『TRIAL BY FIRE(映像版)』で聴けなかった曲。特に「★★」印は日本公演でも演奏しなかった曲。

……と、このようになっています。すでに“ODYSSEY Tour”を何作もレポートしているだけに激レアと言える曲はないのですが、衝撃なのは演奏そのもの。これまでに聴いた事もない爆テンションが炸裂するのです。それは冒頭の「Rising Force」から明らかで、いきなりとんでもない爆速でかっ飛ばしまくる。その速度はスラッシュ・メタルばりで、ピッチが狂っているのかと思ったほどです(正確に整えても凄まじいテンポでした)。その爆速ぶりはハッキリ言って本人達も制御し切れておらず、ソロもキメも崩壊寸前のギリギリ感でなんとか曲を終えるのです。
 そこで一息を付……かず、続く「Liar」も爆速だからびっくり。単なるミスで起きたテンポではなく、テンション自体がブッちぎれていたのです。そして、この「Liar」では遂にアンサンブルが崩壊。途中でユーモラスなブレイクを挟んでやっと正気を取り戻したようです。その後は順調にショウが進み始めるのですが、やはりテンション自体は高いまま。観客も日本やヨーロッパとはレベルの違う熱狂をぶつけており、“ODYSSEY Tour”を何公演も聞いてきたはずなのに、えらく新鮮なのです。
 アメリカ人のジョーがフロントだったからか、『ODYSSEY』がヒットしていたからか……いすれにせよ「北米#2」は他国とは異なるテンションが吹き出していました。本作は、そんな現場を伝える音の証拠品なのです。独自ルートでもたらされた他では聴けない新名盤。どうぞ、存分にご堪能ください!

★「1988年7月25日トロント公演」の絶品オーディエンス録音。当店の独自ルートで発掘された新マスターで、透き通った空気感をレーザー光線のように鮮やかな演奏音が貫くクリアな名録音。イングヴェイの速射もジョーの一言一言も微細部まで曇りも滲みもなく届く。爆速な「Rising Force」や勢い余って崩壊する「Liar」など、爆テンションぶっち切れだった全米ツアーを現場体験できる新名盤です。


Disc:1 (53:58)
1. Intro
2. Rising Force
3. Liar
4. Queen In Love
5. Deja Vu
6. You Don't Remember, I'll Never Forget (incl. Street Of Dreams)
7. Keyboard Solo
8. Crystal Ball
9. Guitar Solo / Icarus' Dream Suite Opus 4
10. Far Beyond The Sun
11. Bass Solo
12. Heaven Tonight

Disc:2 (54:01)
1. Now Is The Time
2. Drum Solo
3. I'll See The Light Tonight
4. Dreaming (Tell Me)
5. Krakatoa/Guitar Solo
6. Band Introductions
7. Faster Than The Speed Of Light 
8. Black Star
9. Purple Haze

Yngwie Malmsteen - Guitar, Vocals
Joe Lynn Turner - Vocals
Jens Johansson - Keyboards
Barry Dunaway - Bass, Vocals
Anders Johansson - Drums