DIO - OSAKA 2000: DAT MASTER(2CDR) [Shades 1884]

DIO - OSAKA 2000: DAT MASTER(2CDR) [Shades 1884]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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BIGCAT, Osaka, Japan 22nd June 2000 ULTIMATE SOUND(from Original Masters)

 ファンタジックHR/HMの世界に舞い戻ってきた2000年のロニー・ジェイムズ・ディオ。思い出深い来日公演を超・極上体験できるオリジナルDATマスターが初登場です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「2000年6月22日BIGCAT公演」。その一部始終を真空パックした超絶級オーディエンス録音です。常に高い日本人気を誇っていたロニーは、自身のバンドDIOで七度の来日を果たしました。その中で2000年がどういう時代だったのか、DIOの来日全史から振り返ってみましょう。

・1985年:SUPER ROCK ’85(1公演)
・1986年:SACRED HEART Tour(7公演)
・1987年:JAPAN AID 2(1公演)
《10年の空白》
・1997年:ANGRY MACHINES Tour(4公演)
・2000年:MAGICA Tour(4公演) ←★ココ★
《5年の空白》
・2005年:MASTER OF THE MOON Tour(3公演)
・2006年:LOUD PARK 06(2公演)

 これがDIOによるライヴ・イン・ジャパンのすべて。長めのブランクが二度あり、本作の“MAGICA Tour”は中期とも言える時期でした。このツアーの代表作と言えば、当店の3公演セット『MAGICA IN JAPAN(Shades365)』が大定番。ここで、さらに日程をフォーカスし、本作との関係を確認しておきましょう。

・6月22日『MAGICA IN JAPAN(大阪)』&★本作★
・6月23日『MAGICA IN JAPAN(名古屋)』
・6月25日『MAGICA IN JAPAN(東京)』
・6月26日:東京リキッドルーム

 以上の全4公演で、本作の大阪公演は初日にあたるコンサートでした。『MAGICA IN JAPAN』でも聴けたライヴですが、本作はまったく異なる別録音。しかも、比較にならないほどハイクオリティな初登場マスターなのです。そのサウンドは、まさに「超」付きの極上品。開演時には間近声まで吸い込んだ強烈な盛り上がりにイヤな予感がしますが、いざライヴが始まるとそれがただの早とちりだったと分かる。
 とにかく猛烈にクリア。空気感がクリスタル・クリアに透き通り、そのド真ん中を貫く芯がオンに迫り、それに伴われたディテールが細部の微細部まで鮮明なのです。スネアの音色にオーディエンスっぽさも感じなくはないのですが、細やかさやセパレート感、ダイレクト感等々、要素を1つずつチェックすると「あれもサウンドボード級」「ここもラインみたい」となっていく。さらに鬱駆使が際立つのは、観客がじっくり聴き込む『MAGICA』セクション。現場PAも向上したのか「これオフィシャルだっけ?」と思うほどのサウンドです。特にクレイグ・ゴールディのギター。繊細なメロディを紡ぎ出し、その音色は艶っぽくトロける。80年代の頃からリッチー・ブラックモア的と言われていましたが、ここまでその意味を実感できる録音はかつてなかったかも知れません。
 それほどの名録音なのも、当然なのかも知れません。実は、本作を手掛けたのは最近、名作の発掘が相次いでいる名手。例えばイングヴェイ・マルムスティーンの『OSAKA 2001 DAT MASTER(Zodiac 521)』やマイケル・シェンカーの『OSAKA 2006 DAT MASTER(Zodiac 523)』、EUROPEの『HIROSHIMA 2005 DAT MASTER(Zodiac 522)』等々など。HR/HM系のプレス名盤でもお馴染みの達人コレクションから発掘されたのです。
 そんな極太&クリアな達人サウンドで描かれるのは、DIO全史でもズバ抜けて貴重な“MAGICA Tour”のフルショウ。まずは3部構成だったセットを整理し直してみましょう。

●序盤(5曲+α)
・DREAM EVIL:Sunset Superman/All The Fools Sailed Away
・その他:Invisible/ドラムソロ/Stand Up And Shout/One Night In The City
●MAGICAセクション
・Magica Theme/Lord Of The Last Day/Fever Dreams/Eriel/Annica/Challis/As Long As It's Not About Love/Losing My Insanity/Otherworld/Magica(reprise)
●終盤(8曲)
・サバス&レインボー:The Mob Rules/Man On The Silver Mountain/Long Live Rock 'N' Roll
・その他:Holy Diver/Rainbow In The Dark/The Last In Line/Don't Talk To Strangers/We Rock

……と、このようになっています。真ん中に『MAGICA』セクションを置きつつ、前後にクラシックス・セクションを配置した構成。『MAGICA』セクションは「Turn to Stone」「Feed My Head」が省略されているので完全再現ではないのですが、クレイグのギターソロでは日本盤ボートラだった「Annica」も盛り込んでいます。
 そして、美味しいのがクラシックス。『DREAM EVIL』の「Sunset Superman」「All The Fools Sailed Away」や「Invisible」「One Night In The City」といったレパートリーに意表を突かれたのも懐かしい。こうした名曲群は後のDIOでもたまに演奏されましたが、本作は2000年の艶やかな歌声で楽しめるのです。

 そんなセットに加え、本作は現場の熱狂も旨み。なんかもう、えらく喜んでる(笑)。この日の観客は明らかに本気のファン/マニア揃いでして、来日初日にも関わらず(サプライズだったはずの)「Invisible」をロニーより先にコール。ショウ内容を事前に知った上でファンタジー回帰に歓喜している。レア曲でも盛大に盛り上がり、定番曲では大合唱が巻き起こり、サイモン・ライトのドラムソロでも休憩なしで連打に合わせて声援が飛ぶ。『MAGICA』セクションにしてもナレーションを暗記して「マジカ!」と叫ぶ観客がいたり、「Lord Of The Last Day」をロニーと唱和していたり。さすがにクラシックスよりは聴き込む系のムードではありますが、それが超極上サウンドをさらに引き立ててもいるのです。
 とにかく、驚きの超極上サウンド。間違いなく2000年来日の最高傑作……いや、全世界的にも王者になり得る衝撃の新発掘マスターです。『MAGICA』が傑作か否かは意見の分かれるところでしょうが、当時ファンタジー回帰に沸いたのは事実ですし、その熱量は紛れもなく高かった。本作は、そんな現場を超絶サウンドでフル体験できる音の証拠品でもあります。まさに世界に誇る日本発の新名盤。どうぞ、心ゆくまで存分にお楽しみください!

★「2000年6月22日BIGCAT公演」の超絶級オーディエンス録音。初登場の新発掘録音で、従来録音とは比較にならないほどの超・極上サウンド。生々しい声援も吸い込んでいるものの、肝心の演奏音やヴォーカルはサウンドボード級……いや、オフィシャル級です。今となっては貴重な『MAGICA』ナンバーもさることながら、ファンタジー回帰に歓喜する現場ムードに胸が熱くなる新名盤です。


Disc 1 (71:27)
1. Intro
2. Sunset Superman
3. Invisible
4. Drum Solo
5. Stand Up And Shout
6. One Night In The City
7. All The Fools Sailed Away
8. Discovery
9. Magica Theme
10. Lord Of The Last Day
11. Fever Dreams
12. Eriel
13. Annica (incl. Guitar Solo)
14. Challis
15. As Long As It's Not About Love
16. Losing My Insanity
17. Otherworld
18. Magica(reprise)

Disc 2 (46:10)
1. Holy Diver
2. Rainbow In The Dark
3. The Mob Rules
4. The Last In Line
5. Man On The Silver Mountain
6. Long Live Rock 'N' Roll
7. Don't Talk To Strangers
8. We Rock

Ronnie James Dio - Vocals
Craig Goldy - Guitar
Jimmy Bain - Bass
Simon Wright - Drums
Scott Warren - keyboards