MOTORHEAD - FAGERSTA 1985(2CDR) [Shades 1880]

MOTORHEAD - FAGERSTA 1985(2CDR) [Shades 1880]

販売価格: 2,500円(税込)

数量:

商品詳細

★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。


Folkets Park, Fagersta, Sweden 19th July 1985 TRULY PERFECT SOUND

 メンバーを一新し、結成10周年を迎えた1985年のMOTORHEAD。その現場を極上体験できる話題の新録音が登場です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1985年7月19日ファーガシュタ公演」。その極太オーディエンス録音です。当時のMOTORHEADはフィル・キャンベル&ワーゼルを迎えて初の4人体制を確立。しかしフル・アルバムの制作には入らず、ベスト盤『NO REMORSE』のリリースとツアーから活動を再開させていきました。良い機会でもありますので、その歩みをスケジュールで紐解いてみましょう。

●1984年
《1月:フィル・キャンベル&ワーゼル加入》
《2月:フィル・テイラー離脱→ピート・ギル加入》
・4月26日ー6月10日:欧州#1(9公演)
・7月20日ー8月26日:オセアニア(32公演)
《9月『NO REMORSE』発売》
・9月21日ー11月7日:欧州#2(23公演)
・11月19日ー12月18日:北米#1(23公演)
・12月26日ー30日:欧州#3(5公演)
●1985年
・6月26日ー8月3日:欧州#4(26公演)←★ココ★
・11月20日ー12月21日:北米#2(20公演)

 これが1984年/1985年のMOTORHEAD。当初はブライアン・ロバートソンの後任にギタリスト2人を加入させただけでしたが、ライヴも行わずにフィル・テイラーが離脱。結果としてレミー以外の全員が総入れ替えとなりました。本作のファーガシュタ公演は新生4人組が軌道に乗った「欧州#4」の15公演目にあたるコンサートでした(ちなみに「欧州#4」の初日はオフィシャル映像作『THE BIRTHDAY PARTY』でした)。
 そんなステージを真空パックした本作は、極太ダイレクトな鮮やかサウンド。ごく最近になって公開された大元マスターなのですが、ホール鳴りも吸い込んだオーディエンスらしいサウンドでありつつ、その空気感を貫く芯がえらく力強い。しかも透明度も高く、細やかなディテールもくっきりしている。サウンドボードと間違えるタイプでこそないものの、要素の1つひとつを採点していくとサウンドボードに引けを取らず、しかもリアルな現場感に浸ることもできるのです。
 そんな極太クリアなリアル・サウンドで描かれるのは、彼ら自身が新編成の可能性を楽しんでいるかのようなフルショウ。前述のように映像作『THE BIRTHDAY PARTY』の直後だったわけですが、本作は公式ビデオとは違う通常公演のフル収録。そのためにゲストはいませんが、遙かに長尺でもあります。ここで比較しながらセットを整理してみましょう。

●4人時代(5曲)
・ノー・リモース:Killed By Death/Steal Your Face
・オーガズマトロン:Mean Machine/On The Road (Built for Speed)/Nothing Up My Sleeve
●トリオ時代(15曲)
・オーヴァーキル:Stay Clean/Metropolis/No Class/Overkill
・エース・オブ・スペーズ:The Hammer/Jailbait(★)/Ace Of Spades/(We Are) The Road Crew/Bite the Bullet/The Chase Is Better Than the Catch
・その他:Iron Fist/Heart of Stone(★)/Iron Horse (Born to Lose)(★)/Motorhead/Bomber
※注:「★」印は公式映像『THE BIRTHDAY PARTY』で聴けなかった曲。

……と、このようになっています。「Jailbait」「Heart of Stone」「Iron Horse/Born to Lose」といったクラシックスが増量されつつ、まだ制作も始まっていない『ORGASMATRON』ナンバーも披露。「On The Road」は「Built for Speed」の初期バージョンです。そして何より、その演奏ぶりがフレッシュ。単に新しい人材を迎えただけではなく、ギター2本になることでグンと広がった可能性をあれこれ試すような意欲が感じられるのです。
 トリオとして始まり、トリオとして幕を引いたMOTORHEAD。しかし、その合間に存在した4人体制も約10年。立派な一時代でした。それだけ長く続いたのも、4人になったばかりの1984年/1985年に確かな手応えを感じたからでしょう。本作は、そんなエネルギッシュな時代を胸いっぱいに味わえる新発掘ライヴアルバムなのです。どうぞ、極上リアルなサウンドで存分に現場体験してください。

★「1985年7月19日ファーガシュタ公演」の極上オーディエンス録音。ごく最近になって公開された大元マスターで、極太ダイレクトな鮮やかサウンド。空気感を貫く芯がえらく力強く、細やかなディテールもくっきり。同時期の映像作『THE BIRTHDAY PARTY』で聴けない「Jailbait」「Heart of Stone」「Iron Horse/Born to Lose」も楽しめる新名盤です。

Disc 1 (44:48)
1. Intro
2. Iron Fist
3. Stay Clean
4. Heart Of Stone
5. The Hammer
6. Metropolis
7. Band Introductions
8. Mean Machine
9. On The Road
10. Jailbait
11. Killed By Death
12. Ace Of Spades
13. Steal Your Face

Disc 2(42:30)
1. MC
2. Iron Horse/Born to Lose
3. Nothing Up My Sleeve
4. (We Are) The Road Crew
5. Bite The Bullet
6. The Chase Is Better Than the Catch
7. MC
8. No Class
9. Motorhead
10. Bomber
11. Overkill

Lemmy Kilmister - Bass, Vocals
Michael "Wurzel" Burston - Guitar
Phil "Wizzo" Campbell - Guitar
Pete Gill - Drums