U2 - PHOENIX PARK FESTIVAL: DUBLIN 1983(2CD) [Wardour-586]

U2 - PHOENIX PARK FESTIVAL: DUBLIN 1983(2CD) [Wardour-586]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Phoenix Park, Dublin, Ireland 14th August 1983 ULTIMATE SOUND(from Original Masters)

 先日リリースされ、大元マスター・サウンドが大反響を呼んだ『MILTON KEYNES 1985』。あの衝撃作と同じルートから発掘された“WAR Tour”の伝説録音が緊急リリース決定です。
 そんな本作に刻まれているのは「1983年8月14日フェニックス・パーク公演」。競馬場で行われたフェス“A Day At The Races”にヘッドライン出演した際の超絶級オーディエンス録音です。1983年と言えば、伝説の初来日が実現した記念碑的な時代。当店では、全レッグを名録音の数々でアーカイヴしてきました。まずは、そのコレクションと共に、当時の活動概要を俯瞰してみましょう。

●1982年
《9月ー10月『WAR』制作》
・12月1日ー24日:欧州#1(20公演)←※HAMMERSMITH PALAIS 1982
●1983年
《2月28日『WAR』発売》
・2月26日ー4月3日:欧州#2(29公演)←※TIFFANY'S 1983
・4月23日ー6月29日:北米(48公演)←※DENVER 1983他
・7月2日ー8月21日:欧州#3(5公演)←★ココ★
・11月16日ー30日:ハワイ/日本(7公演)←※SHIBUYA KOKAIDO 1983

 これが“WAR Tour”の全体像。伝説初来日はワールド・ツアーの最終盤でしたが、本作のフェニックス・パーク公演はその直前にあたる「欧州#3」の一幕でした。この「欧州#3」はヨーロッパの夏フェスを巡るミニ・ツアー。さらに日程をズームして当店コレクションを整理しておきましょう。

●「欧州#3」の詳細
・7月2日:トルホウト・フェス(ベルギー)
*7月3日『ROCK WERCHTER FESTIVAL 1983(ベルギー)』
《7月12日:ジ・エッジがアシュリン・オサリバンと結婚》
《8月8日:ジ・エッジ22歳の誕生日》
*8月14日:ダブリン公演 ←★本作★
*8月20日『LORELEY FESTIVAL 1983(西ドイツ)』
・8月21日:カルヴォイヤ・フェス(フィンランド)

……と、このようになっています。『ROCK WERCHTER FESTIVAL 1983』『LORELEY FESTIVAL 1983』はFM放送サウンドボードの名作でしたが、本作はその合間に行われたフル・ライヴアルバムなのです。
 名作サウンドボードに挟まれながらも本作はプレス化が実現したわけですが、実はそれも当然の超・極上クオリティ。もうまるでサウンドボード……いや、「まるっきりサウンドボード」と呼ぶしかない。ヘッドフォンで耳を澄ませても鳴り成分がまるでなく、超ビビッド・超ド密着・超鮮明。古くからオーディエンス録音として知られてはいるものの、流れ出る音は「コレが本当に客録?」としか思えない。それこそプレス名盤『ROCK WERCHTER FESTIVAL 1983』と同等……いや、それ以上の驚異のサウンドなのです。
 その要因は何と言っても会場でしょう。現場となった“フェニックス・パーク”はダブリンの観光名所でもあるヨーロッパ最大の都市公園。707ヘクタール(東京ドーム約151個分)という膨大な敷地には動物園や多目的競技場、政府高官の公邸、城、庭園、さらには砦にいたるまで様々な施設があり、“A Day At The Races”は野外競馬場の特設ステージで行われました。音の反響がない野外だからこそ、PAの出音をダイレクトに拾えているのです。
 もちろん、野外シチュエーションが最大の要因とは言え、それだけでは説明できない超クリア/超ダイレクト・サウンドなのも確か。これはもう当時の天候や機材と出音の相性、録音家のテクニック等々、すべての要因が噛み合った奇跡なのでしょう。しかも、本作はその奇跡録音の最高峰更新盤。大ヒット中の『MILTON KEYNES 1985(Wardour-587)』と同様に、独自ルートで発掘された大元マスターからダイレクトにデジタル化された究極ジェネなのです。
 もはや「奇跡」や「究極」といった極めつけワードを並べるしかない本作ですが、ショウ内容もクオリティに負けていないから恐れ入る。前後ショウの『ROCK WERCHTER FESTIVAL 1983』『LORELEY FESTIVAL 1983』は1時間前後のショート・セットでしたが、本作は地元ダブリンとあってか84分を超えるヘッドライナー。両作を遙かに超える曲数ボリュームを誇っています。ここで、その内容も整理しておきましょう。

●WAR(闘)(6曲)
・Surrender(★)/Two Hearts Beat As One/Seconds(★)/Sunday Bloody Sunday(スティーヴ・ウィッカム共演)/New Year's Day/40(★:アニー・レノックス共演)
●その他(13曲)
・ボーイ:Out of Control/Twilight/An Cat Dubh/Into the Heart/The Cry-The Electric Co.(★:スティーヴ・ウィッカム共演)/A Day Without Me(★★)/I Will Follow
・アイリッシュ・オクトーバー:I Fall Down(★★)/October(★★)/I Threw A Brick Through A Window(★★)/Gloria
・シングル:Trash, Trampoline And The Party Girl(★★)/11 O'clock Tick Tock
※注:「★」印はプレス名盤『ROCK WERCHTER FESTIVAL 1983(Wardour-517)』で聴けなかった曲。特に「★★」印は『LORELEY FESTIVAL 1983』にもなかった曲。

……と、このようになっています。曲数だけでなく、初期3作を凝縮したレパートリーの濃度もスゴい。これだけでも圧倒的なのですが、本作はさらに豪華なゲスト参加まである。「Sunday Bloody Sunday」「The Cry/The Electric Co.」ではアルバムにも参加したスティーヴ・ウィッカムが登場し、大ラスの「40」ではアニー・レノックスと共演を果たしている。
 さらに特別感満点なのがアンコール冒頭。上掲の日程通り、このショウの直前にジ・エッジが結婚し、22歳の誕生日を迎えていました。この日は、そんな彼のためのバースデー・ソングの大合唱が起こり、さらに続く「Trash, Trampoline, and the Party Girl」は新妻のアシュリン・オサリバンに捧げられているのです。
 奇跡の超絶サウンドと大元マスターだからこその究極鮮度、さらに初期を総括するフルセットに、この日だけのゲストや趣向……。どれか1つでも必聴な要素がギュウ詰めになった特濃ライヴアルバムです。名作サウンドボードがひしめく“WAR Tour”にあっても「絶対盤」「最重要盤」と呼ぶしかない新名盤。どうぞ、永久保存プレス2CDで存分にお楽しみください。

★「1983年8月14日フェニックス・パーク公演」の超絶級オーディエンス録音。サウンドボードも裸足で逃げる超極太・超ド密着・超鮮明な伝説録音で、しかも当店の独自ルートで発掘された大元マスターからダイレクトにデジタル化された究極盤です。直近のプレス名盤『ROCK WERCHTER FESTIVAL 1983』でも聴けないレパートリーが山盛りで、スティーヴ・ウィッカム/アニー・レノックスのゲスト共演やジ・エッジ22歳の誕生日を祝うバースデー・ソングの大合唱など、何から何まで特別な“WAR Tour”の最重要盤です。

★★奇跡的超高音質

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc:1 (46:09)
1. Out Of Control
2. Twilight
3. An Cat Dubh
4. Into The Heart
5. Surrender
6. Two Hearts Beat As One / Let's Twist Again (Snippet)
7. Seconds
8. Sunday Bloody Sunday
9. The Cry - The Electric Co. / Send In The Clowns (Snippet)
10. I Fall Down

Disc:2 (37:55)
1. October
2. New Year's Day
3. I Threw A Brick Through A Window
4. A Day Without Me
5. Gloria
6. Happy Birthday Edge ★
7. Trash, Trampoline And The Party Girl
8. 11 O'clock Tick Tock / Give Peace A Chance (Snippet)
9. I Will Follow
10. 40