THE ROLLING STONES - GLASGOW 1973 1ST NIGHT(1CD) [IMPORT TITLE]

THE ROLLING STONES - GLASGOW 1973 1ST NIGHT(1CD) [IMPORT TITLE]

販売価格: 2,500円(税込)

商品詳細

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Live at Apollo Theatre, Glasgow, Scotland 16th September 1973 PERFECT SOUND(UPGRADE)

 ローリング・ストーンズ1973年のグラスゴー公演は都合二夜に渡って行われましたが、2015年に新たな音源が発掘されて世界中のマニアをアッと言わせました。これによって、それまで9月16日として出回っていた音源が実は17日であると覆され、新たに発掘された音源こそが正真正銘16日のショーを捉えたいたのだという新事実まで明らかになったのでした。これほど歴史的な発掘であったことから最初に『GLASGOW APOLLO 1973』がリリースされ、次にDACから『THE ROLLING STONES IN SCOTLAND 1973』が登場したのも当然かと。
 前者はすぐにSold Outとなってしまい、2020年には翌日の音源とカップリングする形で『GLASGOW 1973』として再登場しましたが、それも今ではSold Out。これら2015年盤と2020年盤は元の音源にあった「Brown Sugar」と「You Can't Always Get What You Want」にあったレベルダウン、さらに後者と「Rip This Joint」におけるカットなども触れることなくリリースされていたのに対し、DAC盤はそれぞれの問題に切り込んだ作りとなっていました。
 もしグラスゴー初日を再リリースするのであれば、やはりそれらの問題に関しては手を加えた方が賢明であったと同時に、現在のテクノロジーであればより上手く処理できるのではないか。そして2015年の登場時から大きな話題を呼んだほど聞きやすいモノラル・オーディエンスであったのだからなおさら。

 今年に入ってからストーンズの70年代ビンテージ・オーディエンスに関しては「GRAF ZEPPELIN」による見事なレストアによるリリースが続いており、最近でも『BIRMINGHAM ODEON 1973』に『WEMBLEY 1973 DAY 2 1ST SHOW』といった素晴らしいリリースが続いたばかり。それどころか本音源はウェンブリーとバーミンガムの間に属するショーの記録でもある。そうなれば単なる再発ではなく「GRAF ZEPPELIN」によるレストアが必須だとも言えたのではないでしょうか。
 それだけに今回も存分に腕をふるってくれています。まず「Brown Sugar」と「You Can't Always Get What You Want」のレベルダウンに関してはDAC盤が果敢にもレベルが落ちてしまった個所の引き上げに挑んでくれましたが、その弊害としてスプレー状のヒスノイズが盛大に生じてしまっていた。そこで今回は単にレベルを引き上げだけでなく、それに伴うノイズのレベルも緩和させてさらに聞きやすい仕上がりへ。
 一方で「You Can't〜」と「Rip This Joint」のカット個所に関して前後の部分をパッチして隠蔽する編集は今回もDAC盤と同様のアプローチ。それ以上に「GRAF ZEPPELIN」らしいのがDAC盤で生じていた「Tumbling Dice」以降の微弱なギャップを隠蔽する編集をごまかすことなく修復。こうした行き届いたレストアが今回もまた見事で単なる再発を超えた仕上がりとなっています。

 それに何と言ってもこの音源は音が非常にいい。モノラルながらメリハリのある音質で、その魅力はオープニングのざっくりとしたイントロの迫力「Brown Sugar」からして明らか。この独特な音質のおかげで、モノラル録音ながらヘッドフォンで聞いても平坦な音質に感じることなく楽しめてしまうのが素晴らしい。それをスピーカーから鳴らした日には、いよいよスッキリ、メリハリのある独特な魅力に打ちのめされてしまうこと請け合い。
 あのウェンブリーにあった丁寧な演奏ぶりから進化し、バーミンガムの勢いへと近づいている…むしろそれを凌駕するような暴走ぶりがこれまた素晴らしい音質で捉えられているのも大きな魅力。「Tumbling Dice」で聞かれる、これぞヨーロッパ73と呼びたくなるミックの熱唱と、それに煽られたかのように弾き倒すテイラーの見事な化学反応。さらに「Honky Tonk Women」以降の暴走機関車のような演奏も圧巻。正にブリュッセルを予感させるような激しさが溢れているのです。
 かと思えばミックが珍しく曲紹介してから始まる「Gimme Shelter」というのもツアー前半ならではの光景ですし、何と言ってもバーミンガムでは辛そうなところをミックが頑張ってレコードと同じメロディで歌い切っていた「Angie」がここではもっと余裕をもって歌い上げられている。そしてライブ全体を通してアットホームな雰囲気がリアルに伝わる独特の音質もまた本音源の大きな魅力。既に2015年の発掘時点で高い評価を受けてきた名オーディエンス、グラスゴー初日の決定版を「GRAF ZEPPELIN」が見事なレストアで!

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REMASTERED BY GRAF ZEPPELIN

(リマスター・メモ)

★Brown SugarとYou Can'tの音量の変化の問題はなるべく調整し、調整時に生じるヒスがスプレーにならないよう極力配慮。

★元音源にはTumbling Dice以降の各トラック変わり目付近に微少(約0.02秒)なドロップダウンがあり、これを削りとることなく音量とEQの調整で復元。

ちなみにこのドロップダウン箇所、 DAC盤では該当箇所で直前のパーツをコピペしているため、同じ音が微少ながら繰り返し収録されていました。

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★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

(74:09)
01. Intro.
02. Brown Sugar
03. Gimme Shelter
04. Happy
05. Tumbling Dice
06. Star Star
07. Dancing With Mr.D.
08. Angie
09. You Can't Always Get What You Want
10. Midnight Rambler
11. Honky Tonk Women
12. All Down The Line
13. Rip This Joint
14. Jumping Jack Flash
15. Street Fighting Man
16. Outro.