ERIC CLAPTON - UK TOUR REHEARSALS 1985: ENGINEER TAPES(2CDR) [Uxbridge 2087]

ERIC CLAPTON - UK TOUR REHEARSALS 1985: ENGINEER TAPES(2CDR) [Uxbridge 2087]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Brixton Academy, London, UK February 1985 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(from Orignal Masters)★超貴重・完全初登場音源!!!

【1985年ワールドツアー直前リハーサルの、エンジニア録音テープを入手!】

 今週はまた、エリック・クラプトンでお馴染みのイギリス在住の重鎮テーパーから届いた秘蔵マスターカセット音源をリリースします!本作は、85年にリリースしたアルバム「BEHIND THE SUN」をプロモートするために敢行したワールド・ツアー直前の2月に行なわれたリハーサルを、当時現場にいたエンジニアが独自に(プライベートで)カセット録音した音源を収録しています。過去には関係者から流出したサウンドボードテープを収録したタイトルがリリースされていましたが、同音源ながら本作は言わば「観客を一切入れない会場のミキサー卓でのオーディエンス録音」です。もちろんこれまで一切リリースされたことのないマスターです。ほぼ実際のコンサートの進行どおりに進められており、コンサート丸ごとの尺になっています。各楽器、ボーカルが完全セパレートして際立つサウンドボードも魅力ですが、コンサートを聴いている感覚でリアル体験できる本作の音像も素晴らしいものです。しかもミキサー卓での録音だけに録音ポジションは抜群。サウンドバランスも良く、当然オーディエンスノイズのない中でクリアに録音されています(僅かに入力レベルが過剰気味ですが)。クラプトンとバンドはツアー前の最終リハーサルということで、すべての曲で完奏しており、緊張感がみなぎっています。ボーカルも演奏も一切流していません。この年じゅうをかけて巡る長い行程のツアーだっただけに、その総仕上げにも力が入ったのは無理からぬことだったでしょう。因みにこの会場は、ローリングストーンズが後年「STRIPPED」のライブレコーディングを行なったことでも有名なところです。
 
【ツアーでプレイしなかったレアナンバーも含まれる必聴の内容!】

 ではここでこの年におけるこのリハーサルの意味合いを時系列で明らかにしておきましょう。

・1985年2月:ロンドンのブリクストン・アカデミーにてワールドツアーに向けたリハーサル ←★ココ★
・1985年2月27日〜3月15日:イギリスを含むヨーロッパ・ツアー・・同時リリースの「Birmingham 1985 Master Tapes」
この間、≪1985年3月1日:アルバム「BEHIND THE SUN」リリース≫
・1985年4月9日〜5月3日:全米ツアー、ファースト・レッグ  
・1985年5月8日:米音楽ライブ番組 Late Night With David Letterman 出演
・1985年6月21日〜7月27日:全米ツアー、セカンド・レッグ 
・1985年10月5日〜10月11日:6度目のジャパン・ツアー
・1985年10月14日〜11月6日:アラスカ、ロンドンを巡った後に短期ヨーロッパ・ツアー
・198512月3日〜23日:一応オフ、しかしこの間、バディ・ガイ&ジュニア・ウェルズ、スティング、ゲイリー・ブルッカー、ダイアー・ストレイツらのコンサートに飛入りし、ステージに立つ

 これを見ていただくと、まさにアルバム「BEHIND THE SUN」リリースを受けて、二度のヨーロッパ、二度のアメリカ、日本と、北半球をほぼ一周する規模だったことが分かります。本作を聴いていただければお判りのように、クラプトンとバンドのパフォーマンスは既にこの時点で強力無比。クラプトンとすれば自信を深めて開始したツアーとなったのです。この年のクラプトンは、長年苦しんだアルコール中毒をほぼ克服し、ルックスもとても精悍になっていました。彼はまた新しい自分を見せられることに喜びを感じていたに違いありません。それはセットリストに現われていました。意欲作「BEHIND THE SUN」からはこのリハーサルではSame Old Blues、Tangled In Love、Never Make You Cry、Behind The Sun 、Just Like a Prisonerの5曲のナンバーが試みられています。中でもJust Like a Prisonerは、ツアー最初期だけにセットインしたナンバーですので、この曲のライブテイクが聴けるのは貴重です。長尺のオリジナルブルースSame Old Bluesでのプレイの素晴らしさは本番同様言うまでもありませんが、実際のツアーでは、スタジオ盤では小曲だったBehind the Sunの後半を拡大し、Wonderful Tonightにメドレーするというアイデアも加えられ、またアンコールではソウルのスタンダードナンバーKnock On Woodもプレイされるなど、ライブならではのアイデアも盛り込まれました。そうして見ると、「BEHIND THE SUN」からは何と6曲もセットインしていたわけです。当時のクラプトンの自信を物語る証拠です。また、クラプトンならではのブルース・メドレーとして演奏されたナンバーも Who's Loving You Tonight、Have You Ever Loved a Woman、 Ramblin' On My Mindと、尺の長い充実したパフォーマンスを披露しています。リハーサルならではのシーンと言えるのは、Laylaのプロローグとして通常はしっとりしたマイナー調のインスト小曲が添えられたのですが、ここでは何とシャッフルで演奏しているところです(お遊びのため、すぐに中断してやり直しますが)。そしてそのLaylaの後奏のソロでは、77年〜79年頃によく奏でていた哀愁溢れる常套のフレーズを挿んでいます。クラプトンのお気に入りのフレーズだったのでしょうね。注目はツアー本番ではプレイしなかったKey to the Highwayをリハーサルしていたことです。実際にはこの曲に代わりFurther On Up The Roadがセットインしましたが、85年のこの曲のライブはここでしか聴けない貴重なテイクです。さらに、重鎮テーパーのマスターCDRではラストに Blues Powerのサウンドボードバージョンが追加されていました。このリハーサルではこのナンバーもプレイされたのですが、エンジニアのテープには未収録でした。そのため、完全収録を目指した重鎮テーパーが気を利かせて追加収録してくれたものです。今週同時リリースの「Birmingham 1985 Master Tapes」と併せて鑑賞いただければ、このリハーサルがどのように本番に活かされたかがよく判ります。時系列で聴いていただける楽しみがございますので、是非「Birmingham 1985 Master Tapes」もお勧めします。
 クラプトンにしては非常に珍しいリハーサルの流出音源。しかもエンジニアによる秘匿会場レコーディングという珍しいマスターです。リハーサルでも本番と変わりなく真剣に臨み、大規模なツアーに船出していった85年のクラプトンをどうぞ実感してみてください。

Disc:1 (49:20)
1. Everybody Ought to Make a Change
2. Motherless Children
3. I Shot the Sheriff
4. Same Old Blues
5. Tangled In Love
6. Steppin' Out (ft.Shaun Murphy)
7. Just Like a Prisoner
8. Tulsa Time
9. Something is Wrong With My Baby (feat.Marcy Levy)

Disc:2 (49:34)
1. Badge
2. Never Make You Cry
3. Behind The Sun 〜 Wonderful Tonight
4. Key to the Highway
5. Let it Rain
6. Cocaine
7. Layla
8. Who's Loving You Tonight
9. Have You Ever Loved a Woman
10. Ramblin' On My Mind
11. Blues Power (Soundboard)

Eric Clapton - guitar / vocals
Tim Renwick - guitar
Chris Stainton - keyboards
Donald 'Duck' Dunn - bass
Jamie Oldaker - drums
Marcy Levy - backing vocals
Shaun Murphy - backing vocals