ELVIS COSTELLO & THE ATTRACTIONS - SAN FRANCISCO: OLD WALDORF 1977(1CDR) [Uxbridge 2101]

ELVIS COSTELLO & THE ATTRACTIONS - SAN FRANCISCO: OLD WALDORF 1977(1CDR) [Uxbridge 2101]

販売価格: 1,800円(税込)

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商品詳細

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The Old Waldorf, San Francisco, CA, USA 15th November 1977 STEREO SBD

大好評コステロのラジオ放送マスターシリーズ、今回は活動初期の1977年のステージを完璧な音質で捉えた放送を一気に二タイトルリリース。もちろん今回も放送前のマスターから収録されたオフィシャルと何ら遜色のないステレオ・サウンドボード。
最初に紹介しますは11月のサンフランシスコ。アトラクションズを従えたコステロは同月から初のアメリカ・ツアーを敢行しますが、その初日が15日のサンフランシスコから幕開け。
この時代はラジオ放送が大きなプロモーションにつながるとされて積極的にライブが電波を通してアメリカ中に届けられましたが、初めて同時を訪れて最初のライブが放送されるというのは明らかにプロモーションを兼ねたもの。

何より面白いのはその演奏。まだアトラクションズとの活動の最初期であった上、なおかつアメリカ・ツアーの初日ということから勢いはたっぷりながらもバンドとしてのまとまりはまだまだで、その荒っぽい演奏が実に面白い。
音質がまた最高のステレオ・サウンドボードですので、このアンサンブルが手に取るように解るのですが、一番の違いはコステロのギター。残された画像を見るとこの日に限って彼はトレードマークのジャズマスターを手にしておらず、珍しくテレキャスターを弾いていたのです。
この放送はギターの音色がいつものコステロと明らかに違っており、しかもアトラクションズの演奏に押され気味なバランスなのですが、それは放送時のバランスというよりも普段と違うテレキャスターを用いたことが原因かと。

しかし怪我の功名というべきか、いつもと違うギターに加えてアメリカで最初のステージとなったことがこの日の独特のサウンドにつながった訳ですが、大好評発売中『BERKELEY 1978 PRE-FM』に『WINTERLAND 1978 SOUNDBOARD』と言った78年のステージとはまるで雰囲気が違う。
特にバークレーとは三か月でこれほどまで演奏の雰囲気が違うのか?といった様相で、まだ初々しさすら感じさせるステージが微笑ましいほど。それでいてオープニングはまだリリース前だった新曲「Pump It Up」から始めるという攻めの極み。
後にライブで欠かせないレパートリーとなる同曲ですが、この時点ではまだテンポもそれほど速くなく、むしろアルバムバージョンに近い雰囲気で演奏されているのがとても貴重かと。

まだファースト・アルバムの曲中心で50分にも満たないライブでありながら、アメリカでの成功を掴むべく熱のこもった演奏をコステロとアトラクションズ、ツアー初日の記録は音質も素晴らしいことから今までも何度かリリースされてきましたが、今回は放送用マスターからの完璧な音質。
おまけにコステロ登場前のアナウンス、さらには彼らの熱演の虜になった観客がアンコールを求め続けるのをなだめる場面まで捉えた最長バージョンにて歴史的なアメリカ・ツアー初日の模様を完璧にドキュメントしてくれる最高のサウンドボード!

(46:17)
1. Pump It Up
2. Welcome to the Working Week
3. (The Angels Wanna Wear My) Red Shoes
4. Blame It on Cain
5. Waiting for the End of the World
6. The Beat
7. Less Than Zero
8. Alison
9. Miracle Man
10. You Belong to Me
11. Lipstick Vogue
12. Watching the Detectives
13. Mystery Dance
14. Bonnie Simmons outro

Elvis Costello - vocals, guitar
Steve Nieve - keyboards
Bruce Thomas - bass
Pete Thomas - drums

STEREO SOUNDBOARD RECORDING