THE MICHAEL SCHENKER GROUP - SIDCUP REHEARSALS 1980(1CD) [ZODIAC 647]

THE MICHAEL SCHENKER GROUP - SIDCUP REHEARSALS 1980(1CD) [ZODIAC 647]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Studio Rehearsals, Sidcup, Kent, UK September 1980 STEREO SBD(from Original Masters)*UPGRADE

Taken from the original master tape, WHSMITH Ferro C90 Cassette belonged to Cozy Powell

 伝説の“コージー・テープス”から復刻された極初期MSGのサウンドボード・コレクションがアップグレード! 「2024年最新トランスファー&GRAF ZEPPELINの細密仕上げ」による究極サウンドを永久保存するプレスCDで一挙リリース決定です!
 今回アップグレード復刻されたサウンドボード・アルバムは3タイトル「リハーサル×1+ライヴ×2本」。本作は、その第一弾である「1980年シドカップ」で記録されたリハーサル・アルバムです。リハーサル録音は、何よりも記録された時期が最重要。1980年はMSG始動の年であり『神(帰ってきたフライング・アロウ)』をリリースするもアルバム・メンバーでのライヴはなく、コージー・パウエルやクリス・グレンを迎えて正式なバンドを結成しました。まずは、そんな彼らの歩みを俯瞰し、本作のポジションを確かめてみましょう。

●1980年
《1月:アルコール依存症の治療入院》
《3月:ポール・レイモンドがUFOを脱退》
《5月下旬ー7月『神(帰ってきたフライング・アロウ)』制作》
《8月16日:コージー・パウエルがRAINBOWを脱退》
《8月23日「Armed And Ready」のPV撮影》
・?月??日:ツアー・リハーサル ←★本作★
・9月21日ー10月2日:英国#1(8公演)←※HAMMERSMITH ODEON 1980
・10月30日ー12月22日:北米(20公演)←※ERIE/RESEDA 1980
●1981年
・1月24日:公式『ROCKPALAST』
《3月ー5月『神話』制作》
・6月8日『PINKPOP FESTIVAL 1981』
・8月12日ー20日:初来日(6公演)←※飛翔伝説
・9月1日ー10月17日:英国#2/ベルギー(20公演)
《ゲイリー・バーデン離脱》

 これが1980年/1981年のTHE MICHAEL SCHENKER GROUP。コージー・カセットにもリハーサルの詳しい日付はなかったのですが、“8月23日”の「Armed And Ready」のPV撮影にはマイケルとゲイリーの2人だけで、“9月21日”がツアー初日。この1ヶ月間のどこかで記録されたと思われます。

【格段に向上したトランスファー精度】
 さて、そんなリハーサルはZoom Clubの『REACTIVATE LIVE』に収録された事でも知られます(リハなのを隠すためか「Natural Thing」を丸ごと削ったトンデモ盤でした)が、その大元はコージー・テープ。本作は、その現物から再デジタル化した最高峰更新盤なのです。実際、そのサウンドは格段に鮮明&ナチュラル。従来マスターでも驚異的なド直球サウンドボードでしたが、聴き直してみると重低音が拾い切れておらず、ベースもオフ気味でドラムもカンカンと軽い。ところが、本作は極太な芯がみっちりたっぷり。ベースのドライヴ感もくっきりと描かれ、コージーのドラムも五臓を蹴り上げ、六腑に轟く。
 しかも、そのサウンドには作為がない。リマスターで加工したサウンドではないので、機微の機微まで超ナチュラル。シンプルに解像度と精度が向上したからこその鮮やかさなので、楽器の鳴りまで手応え感覚。リハーサル・ルームに轟いていたバンド・アンサンブルをより正確に再現してくれるのです。

【直結SBDの旨みを最大に引き出すマスタリング】
 そんなトランスファー精度だけでなく、本作は仕上げも「GRAF ZEPPELIN」の細密マスタリング。もちろん、せっかくの繊細な原音を無粋な音圧稼ぎで台無しにはしていません。そうではなく、微細ノイズのトリートメントや1/1000秒の狂いも許さないピッチや位相の補正など、より一層「音の精度を高める」方法論で磨き込まれている。
 特に今回効果的だったのは位相の補正。従来盤は若干左へ偏っていましたが、今回はビシッとセンターに整っている。これは単に「正しくなった」以上の意味がある。何しろ、この録音はミックス卓からダイレクトに録音されたド直結サウンドボード。1音1音の切り立つ鮮やかさが生命であり、パンも異常なステレオ幅で左右に吹っ飛ぶダイナミズムに醍醐味がある。位相が整ったという事は、輪郭の甘さが物理的になくなり、ステレオ感覚も最大化しているという事。まさに卓直結サウンドボードの旨みをこれ以上なく引き出しているのです(従来盤に比べて約30秒短くなっていますが、これもより厳密にピッチを整えた結果です)。

【神話メンバーによる神ナンバーのスタジオ作品】
 そうして最高峰更新サウンドで甦った伝説リハーサルは、まさに感無量。リハーサルと言うと練習やおざなりな演奏なこともままありますが、そこはマイケル・シェンカー。後にコージーがウンザリしてしまうほど真剣で入念な演奏は本番さながら……いや、それ以上の緊張感。生まれたてのバンドに楽曲群を叩き込む虎の穴のようでもあり、観客を前にしたステージと違って音楽だけに向けられた集中力がスゴい。ゲイリーもライヴ本番よりしっかりと歌えています。
 そんなテンションで描かれるデビュー作のレパートリーの数々。それこそ「神話メンバーによる神」とでも言えるサウンドボード・アルバムです。初期MSGには数々のサウンドボードが残されましたが、本作は本番ライヴとは異なる緊張感でひときわ輝くリハーサル・アルバム。その大元となるコージー・テープ現物から最高精度でデジタル化し、整えられた史上最高の1枚なのです。どうぞ、輝きを永久に失わないプレスCDでいつでも、いつまでもお楽しみください。

★1980年のツアー・リハーサルで記録されたステレオ・サウンドボード録音。コージー・パウエル所蔵の大元カセット・テープの現物から再デジタル化された銘品で、従来盤よりも遙かに精度の高いトランスファーによるアップグレード盤。格段に鮮明&ナチュラルに生まれ変わっており、さらに「GRAF ZEPPELIN」の細密マスタリングで位相ズレも厳密補正。1音1音の切り立つ鮮やかさや異常なステレオ幅で左右に吹っ飛ぶパンもダイナミック。『神話』メンバーによる『神』ナンバーやUFO曲も楽しめるスタジオ・アルバムです。

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REMASTERED BY GRAF ZEPPELIN

★コージーテープから最新デジタル化のうえリマスタリング!

★デジタル化の時点で既に前回盤よりも鮮度は良く、ヒスノイズ(前回ではかなりシーシーした癖の強いノイズ)からしてきめが細かくナチュラル。

★EQ処理も控え目ですが、もちろん低域補強などの最低限の処理はなされており、前回盤よりもベースラインの出たいくぶん重心の低いサウンドです。

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★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

(RUN-THROUGH REHEARSAL)

1. Armed And Ready
2. Cry For The Nations
3. Victim Of Illusion
4. Gary Practices "Victim Of Illusion"
5. Natural Thing
6. Feels Like A Good Thing
7. Into The Arena
8. Rock Bottom
9. Lost Horizons
10. Doctor Doctor
11. Lights Out

Michael Schenker - Guitar
Gary Barden - Vocals
Chris Glen - Bass
Cozy Powell - Drums
Paul Raymond - Keyboards

STEREO SOUNDBOARD RECORDING