THE JAM - PINKPOP 1980(1CDR) [Uxbridge 2122]

THE JAM - PINKPOP 1980(1CDR) [Uxbridge 2122]

販売価格: 1,800円(税込)

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商品詳細

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Pinkpop Festival, Burgemeester, Damen Sportpark, Geleen, Netherlands 26th May 1980 STEREO SBD(UPGRADE)

 大名盤『ALL MOD CONS』『SETTING SONS』『SOUND AFFECTS』を畳みかけ、絶頂へと駆け上がっていった1980年のTHE JAM。その生演奏を脳みそに流し込むサウンドボード・アルバムが登場です。
 そんな本作が封じられているのは「1980年5月26日シッタートヘレーン公演」。オランダの音楽祭“Pinkpop Festival”で記録されたステレオ・サウンドボード録音です。1980年と言えば伝説の初来日が実現し、時期によって“SETTING SONS Tour”と“SOUND AFFECTS Tour”が切り替わる時代でもありました。まずは、その活動全景を俯瞰しつつ、本作のポジションを確認してみましょう。

●1979年
・2月16日ー3月8日:欧州#1(10公演)←※公式READING 1979
・4月10日ー24日:北米#1(8公演)
・5月4日ー6月9日:英国#1(16公演)
《10月10日『セッティング・サンズ』制作》
・11月2日ー12月29日:英国#2(30公演)←※公式BRIGHTON/RAINBOW
●1980年
・2月11日ー15日:英国#3(4公演)
・2月27日ー3月25日:北米#2(13公演)
・4月7日ー6月21日:欧州#2(11公演)←★ココ★
・7月4日ー8日:日本(3公演)
・7月2日ー8月9日:欧州#3(4公演)
・10月18日:ブロムリー公演
《10月22日『サウンド・アフェクツ』完成》
・10月26日ー12月12日:欧州#4(37公演)←※公式NEWCASTLE 1980

 これが1979年/1980年のTHE JAM。「英国#2」から「欧州3」までが“SETTING SONS Tour”にあたり、本作の“Pinkpop Festival”出演はその最中の「欧州#2」レッグ7公演目。初来日の約1ヶ月半前のショウでした。
 そんなショウを伝える本作は、超極上のステレオ・サウンドボード。放送サウンドボードではあるのですが、ポイントなのはその時期。1980年当時ではなく、30年後の2010年に放送されたテイクであり、劣化ゼロでCD化されたサウンドはまさにマスター・クオリティ。「1980年のPinkpop」と言うと数曲分のプロショットもあったりしますが、あのモノラル音声とはまったく比べものになりません。
 また“SETTING SONS Tour”と言えば、現在ではデラックス・エディションのレインボー・シアター公演や『LIVE AT THE BRIGHTON CENTRE DECEMBER 1979』が公式化されているわけですが、本作はそうした公式サウンドボードと並べても半歩も譲らない。まさに文字通りの「完全オフィシャル級」なのです。
 そんな公式サウンドで描かれるのは、全盛を極めようとしていた“SETTING SONS Tour”の生演奏。ここではレインボー・シアター公演/ブライトン公演の公式サウンドボードと比較しつつ、セットを整理しておきましょう。

●セッティング・サンズ(7曲)
・Thick As Thieves/Saturday's Kids/Burning Sky/Private Hell/Smithers-Jones/Little Boy Soldiers(★)/The Eton Rifles
●その他(8曲)
・オール・モッド・コンズ:To Be Someone (Didn’t We Have A Nice Time)/Mr. Clean/"A" Bomb On Wardour Street(★)/All Mod Cons/David Watts
・その他:Start!(★★)/Going Underground(★★)/The Modern World
※注:「★」印は公式デラックスエディションのレインボーシアターSBDで聴けなかった曲。特に「★★」印は発掘盤『LIVE AT THE BRIGHTON CENTRE DECEMBER 1979』にもなかった曲。

……と、このようになっています(元放送では「The Modern World/"A" Bomb In Wardour Street」間で数秒ダブる放送事故があったようですが、本作では綺麗に整えられています)。約48分の放送枠に沿っているのでフルショウとはほど遠いわけですが、「Thick As Thieves」「Saturday's Kids」を畳みかけるオープニングからして伝説の初来日を彷彿とさせる。全体的にも初来日セットから抜粋したような流れになっており、軸となるのは『SETTING SONS』からの7曲とリアルタイム感が抜群。さらに次作『SOUND AFFECTS』の「Start!」やリリースされたばかりのシングル『Going Underground』も盛り込まれています。
 公式『LIVE AT THE BRIGHTON CENTRE DECEMBER 1979』よりもさらに一歩進みつつ、まだ『LIVE AT NEWCASTLE CITY HALL 28TH OCTOBER 1980』には至っていない。そんな端境期を伝えるサウンドボードの新名盤です。2010年放送だからこそ実現した完全オフィシャル級サウンド、どうぞ存分にお楽しみください。

★「1980年5月26日Pinkpop Festival」のステレオ・サウンドボード録音。2010年に放送された完全オフィシャル級マスターで、わずか数曲だったTV放送とはクオリティもミックスもまるで別モノ。同時期の公式SBD(ブライトンやレインボー・シアター)では聴けなかった「Start!」「Going Underground」も美味しい準オフィシャルな絶対盤です。


(48:18)
1. Thick As Thieves
2. Saturday's Kids
3. To Be Someone (Didn’t We Have A Nice Time)
4. Burning Sky
5. Start!
6. Going Underground
7. Mr. Clean
8. Private Hell
9. Smithers-Jones
10. Little Boy Soldiers
11. The Eton Rifles
12. The Modern World
13. "A" Bomb On Wardour Street
14. All Mod Cons
15. David Watts

Paul Weller - vocals, guitar
Rick Buckler - drums
Bruce Foxton - bass

STEREO SOUNDBOARD RECORDING