ELVIS COSTELLO & THE ATTRACTIONS - HEATWAVE FESTIVAL 1980 SOUNDBOARD(1CDR) [Uxbridge 2124]

ELVIS COSTELLO & THE ATTRACTIONS - HEATWAVE FESTIVAL 1980 SOUNDBOARD(1CDR) [Uxbridge 2124]

販売価格: 1,800円(税込)

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商品詳細

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Mosport Park, Bowmanville, ON, Canada 23rd August 1980 STEREO SBD(UPGRADE)

 当時の新進気鋭バンドが一堂に会したフェスとして伝説化している1980年のカナダにおけるヒートウェイブ・フェスティバル。その模様は出演バンドへの断りなしでイベント側がマルチトラック録音を断行。というか出演がブレイク前のグループばかりだったので収録に対して融通が利いた(笑)ということなのでしょう。
 おかげでコステロのステージに関しても早くから音源が流出、LP時代から1980年のステージを収めた貴重ステレオ・サウンドボードとしてマニアの間で定番と化していたものです。
 確かにマルチトラックでステレオということから音質は非常に良かったのですが、コステロのステージに関してはライブ終盤で録音レベルが少し飽和してしまい、そのせいでラジオ放送などの買い手が付かなかったのではないかと。

 また音源が流出したことから古くからアイテムがリリースされていた割に曲順がめちゃくちゃだったり、あるいは何かしら欠けている曲があったりと問題のあるリリースばかりだったというのが惜しまれる音源でもありました。
 特にLPアイテムなどでは流出した音源のジェネ落ちと合わさってライブ終盤の個所がうねってしまい、音楽として聴くに堪えないほどの状態へと堕ちていたアイテムまであったほど。
 さらにマルチトラック録音でありながら、それでいて公式にレコーディングされた音源でなかったことが仇となり、現在ではグレーゾーンCD界隈でも本音源がリリースされていたりするのですが、これもまた数曲カットの不完全収録という片手落ちな状態のものばかり。
 そこで今回は本マルチトラック録音のロージェネ・コピーを元にした最高音質を実現させただけでなく、正真正銘ライブを完全収録という快挙。例の「Pump It Up」辺りから録音が飽和状態となる現象も過去のアイテムとは比べ物にならないほど落ち着いて聞き通せる安定感。
 
 それに何と言ってもコステロにとってこの日は単なるフェス出演に留まらず、前年の人種差別発言によってアメリカから実質的に「干された」状態であった当時の彼がギリでアメリカ地域に訪れてようやく行えたライブ出演でもあった。実際コステロにとってこの年唯一のアメリカ・エリアでのステージとなったのでした。
 そうしたこともあり、この日のコステロとアトラクションズは尋常でない気合が感じられる。おまけにリリース前どころか当時まだ録音している最中だったアルバム『TRUST』からの「Shot With His Own Gun」で幕を開けるという攻めモードの極み。
 結果として当時の最新アルバム『GET HAPPY!』までのレパートリーに出来たての『TRUST』収録予定曲まで加わった最強のセットリスト。おかげで選曲の幅が78年頃とは比べ物にならないほど広がっており、なおかつ「You'll Never Be A Man」に「Lovers Walk」といったマニア狂喜の『TRUST』用ナンバーまで披露されるというゴージャスさ。
 そして極めつけはマルチトラックならではの素晴らしいステレオ感。この貴重でハイテンションなライブにして人気が高い『GET HAPPY!』期の定番がようやくベストな状態にてリリース。内容と音質の魅力を兼ね備えた正にマニア必携のサウンドボード・アルバム!

(76:19)
1. Shot With His Own Gun
2. Accidents Will Happen
3. The Beat
4. Temptation
5. Green Shirt
6. You'll Never Be a Man
7. (I Don't Want to Go to) Chelsea
8. Secondary Modern
9. Lovers Walk
10. Less Than Zero
11. Big Tears
12. High Fidelity
13. Alison
14. Lipstick Vogue
15. Clubland
16. Oliver's Army
17. Watching the Detectives
18. You Belong to Me
19. Radio Radio
20. Pump It Up
21. (What's So Funny 'Bout) Peace, Love and Understanding
22. Mystery Dance
23. I Can't Stand Up for Falling Down

Elvis Costello - guitar, vocals
Steve Nieve - keyboards
Bruce Thomas - bass
Pete Thomas - drums

STEREO SOUNDBOARD RECORDING