THE BRIAN MAY BAND - TOUR REHEARSALS 1992(1CD) plus Bonus DVDR* Numbered Stickered Edition Only [Wardour-593]

THE BRIAN MAY BAND - TOUR REHEARSALS 1992(1CD) plus Bonus DVDR* Numbered Stickered Edition Only [Wardour-593]

販売価格: 2,500円(税込)

数量:

商品詳細

★在庫切れの場合取り寄せ(1週間で入荷)
★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。


Studio rehearsals for Back To The Light World Tour 1992 TRULY PERFECT SOUND(UPGRADE) (from Original Masters)
Taken from the original master cassette tape belonged to Cozy Powell

 フレディ・マーキュリー亡き後、独りQUEENサウンドを引き継いだ1992年のブライアン・メイ。その再出発に向けた歴史的リハサール・アルバムがブラッシュアップ。「大元コージー・テープ起こし+GRAF ZEPPELINマスタリング」による最高峰更新サウンドを永久保存するプレスCDでリリース決定です。
 そんな本作に刻まれているのは、ブライアンの1stソロ“BACK TO THE LIGHT Tour”に伴うリハーサル。故コージー・パウエルが所蔵していたTDK SA90カセットからダイレクトにCD化された銘品中の銘品。「コージー・テープのリハ・アルバム」と言うとプレス名盤『FINAL DAY(Masterport-200)』も有名ですが、それとも異なる別アルバムです。この録音は初登場ではなく、今は亡きMasterportレーベルの2002年盤『REHEARSALS』で発掘されたものですが、本作はその大元カセットから改めて再デジタル化。大幅にアップグレードした決定盤でもあります。

【進化した現代のトランスファー精度】
 実際、そのサウンドは格段にナチュラル。従来盤からしてコージー・テープのスゴ味たっぷりな極上サウンドだったわけですが、現代基準で聞き直すとデジタル化の技術が稚拙でした。細やかなディテールが拾い切れておらず、重低音も脆弱。さらにベストテイクを得るために何度か再生するまでは良かったものの、各テイクを組み上げる際にサウンドがチグハグにもなっていました。そして、それらをフォローするためのマスタリングも少々繊細さに欠けていた。例えば、目玉曲の「Back To The Light」「Resurrection」は極度にかさ上げされた音圧でパッツンパッツンになっていました(当時はラウドネスウォー全盛時代でして、それでも自然な方でした)し、「Hammer To Fall」のイントロでは音のダブりも発生していたのです。
 凄い勢いでアラ探ししてしまいましたが、本作はそうしたアラが全部解消されているわけです。進化した現代のトランスファー技術によってコージー・テープに記録されていたディテールを細大漏らさずデジタル化。圧倒的なのは、そのナチュラル感。微細部まで鮮明に残っているために音圧稼ぎするまでもなくディテールが伝わり、結果として耳に突き刺さるパッツン感も解消。ツギハギではない一発トランスファーのため、各曲のバランスにも統一感があり、妙な音ダブりも一切起きていません。

【本来の出音を再現した細密マスタリング】
 さらに効果バツグンなのが「GRAF ZEPPELIN」による細密マスタリング。1/1000秒の狂いも許さぬピッチ/位相補正やノイズ処理など、いつものように執念の作業が施されているわけですが、今回大きかったのはバランス補正。大元カセットに記録されたサウンドは重低音がやや弱かったのですが、本来のバンド出音に沿って整えられています。
 ここで技ポイントなのが「上げ方」。よくあるリマスターですと重低音を大雑把にかさ上げしてしまい、結果として不明瞭になったり、音圧を上げすぎた海苔波形の原因になったりします。しかし「GRAF ZEPPELIN」マスタリングの場合は、効果的な周波数域(申し訳ありませんが、具体的な数値は明かせません)に限定して上げている。これによって聴覚的にはグッとドライヴ感が増しつつ、ナチュラル感も抜けの良さも損なわれないのです。

【ロジャーも遊びに来る奇跡の現場体験】
 そうして甦ったリハーサルは、英雄達が集った歴史的な現場。コージー・テープにはインデックスがなく具体的な日付は分からないのですが、音の内容からするとプレス名盤『FINAL DAY』よりも初期のリハーサル。すでに完全にモノにしている曲もありますが、演奏ぶりには手探り感もあります。
 そして、それ以上(?)に重要なのが曲間の会話。演奏音に比べてボリュームが小さいので詳しい内容までは聞き取りにくいのですが、その声は間違いなくブライアンであり、コージー。英雄が試し弾きや熱演と共に言葉も交わしている。特にハッとするのは、5トラック目。ここで聞こえてくる声は、(恐らくスタジオに遊びに来たと思われる)ロジャー・テイラー! 彼とコージーが楽しげに談笑しているのです。以前から友人同士として知られる2人ではありますが、ブライアン再始動にあたって新旧2人のドラマーが顔合わせ……。その和やかなムードだけで感慨深いものがあります。
 その和やかムードを一層実感するのが「Dance With The Devil」。演奏の間にドラムを軽く叩いているのですが、その中にあの有名フィルが飛び出す。もちろん、ちょっとしたお遊びなのですが、スタジオ内のメンバー・関係者が爆笑。英国ではコージーの代表曲として広く知られており、その空気感を現場体験できるのです。

 ブライアン・メイやコージー・パウエル、ニール・マーレイ、QUEENファンお馴染みのスパイク・エドニー(そして、最近のリサーチによるとサイド・ギターはマイク・カズウェル)。英国ロックの英雄達と同じ空間を共有できるリハーサル・アルバムです。生々しい演奏が脳みそに流し込まれ、英雄達の会話も胸に熱い。かつてのMasterport盤とは次元の違う細密サウンドを永久保存するプレスCDでいつでも、いつまでもお楽しみください。

★“BACK TO THE LIGHT Tour”のリハーサル・アルバム。故コージー・パウエルが所蔵していた大元カセットからダイレクトにCD化された銘品中の銘品で、プレス名盤『FINAL DAY』とも異なる別録音。最新機材による再デジタル化は従来盤よりも格段に精度が高く、サウンドも圧倒的にナチュラル。既発のようなパッツンパッツンした音圧稼ぎがなくても鮮明で、バンドの出音を正確に再現している。ロジャー・テイラーも遊びに来る奇跡のリハ現場に立ち会える感無量の新名盤です。

-----------------------------------------------------------------

REMASTERED BY GRAF ZEPPELIN

★プレスは初(オリジナルは2002年5月リリース MASTERPORT-082)

★カセットからダイレクトにデジタル化したうえでマスタリング!

過去盤では"Back To The Light"でかなりリミッター処理(海苔波形)がなされていましたが、本盤ではなるべく波形を潰さずに収録しつつ、音量も小さくなりすぎないよう配慮されています。

★位相修正、帯域若干の調整(特に低域のドライブ感を補強)

★数ヶ所散見される曲間のカットは違和感なく処理

★過去盤では"Hammer To Fall"冒頭の演奏前の部分に音のダブリがありましたが、今回盤はなし、またMASTERPORTで見られたようなギャップノイズもありません。

-----------------------------------------------------------------

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

(46:07)
01. Band Soundcheck & Discussion 1
02. Back To The Light
03. Band Discussion 1
04. Back To The Light (Sing Solo By Brian)
05. Cozy Powell & Roger Taylor Talking★コージーとロジャーの会話
06. Resurrection
07. Band Soundcheck & Discussion 2
08. Cozy Plays 'Dance With The Devil' Intro.
09. Tie Your Mother Down
10. Band Soundcheck & Discussion 3
11. Hammer To Fall
12. Band Soundcheck & Discussion 4
13. Let Me Out
14. Band Soundcheck & Discussion 5
15. Love Token

Brian May - guitar, vocals
Cozy Powell - drums, percussion
Mike Caswell - guitar★
Neil Murray - bass
Spike Edney - keyboards, backing vocals
Maggie Ryder - backing vocals
Miriam Stockley - backing vocals
Chris Thompson - backing vocals


★★特別企画

★コージー・テープから再デジタル化され、初プレス化も実現したリハーサル・アルバム『TOUR REHEARSALS 1992』。その初回限定ナンバー入りステッカー付きに限り、初期“BACK TO THE LIGHT Tour”の貴重プロショット『RIO DE JANEIRO 1992』が特別に付属致します。

THE BRIAN MAY BAND - RIO DE JANEIRO 1992(Bonus DVDR)★当店初登場!

Imperato, Rio de Janeiro, Brazil 9th November 1992 PRO-SHOT

 本編プレスCDは、“BACK TO THE LIGHT Tour”に備えたリハーサル・アルバム。世界に羽ばたこうとしていたTHE BRIAN MAY BAND黎明の姿を伝える文化遺産です。そのボーナスには、実際にツアーに出たばかりの初期プロショットを最高峰マスターでご用意しました。
 そんな本作が撮影されたのは「1992年11月9日リオ・デ・ジャネイロ公演」。そのマルチカメラ・プロショットです。“BACK TO THE LIGHT Tour”と言えば、公式映像『LIVE AT THE BRIXTON ACADEMY』こそが象徴ですが、本作はそれよりもグッと初期にあたる。その辺の状況をイメージするためにも、まずは当時の活動概要を俯瞰してみましょう。

●1992年
・4月20日:フレディ追悼コンサート
《9月28日『BACK TO THE LIGHT』発売》
・11月1日ー9日:南米(5公演)←★ココ★
●1993年
・2月23日ー4月6日:北米#1(22公演)
・5月22日ー7月13日:欧州#1(30公演)←※公式映像
・9月12日:スイス公演
・10月4日ー18日:北米#2(8公演)
・11月4日ー13日:日本(7公演)
・11月20日ー12月18日:欧州#2(18公演)

 これが1992年/1993年のブライアン・メイ。“BACK TO THE LIGHT Tour”は、あのフレディ追悼コンサートから約半年後にはスタート。まさにQUEENを引き継ぐようなソロ・プロジェクトだったことが日程からも分かります。本作のリオ・デ・ジャネイロ公演は、その中でも極初期。「南米」レッグの最終日にあたるコンサートでした。
 そんなステージはプロショットが残された事でも知られますが、本作はその最高峰版となるもの。画質面でも南米放送とは思えないほど美麗なベスト・マスターですが、それ以上に素晴らしいがショウの完全収録。海外マニアが制作したマスターでして、マルチカメラのTV放送プロショットを最大限に活かしつつ、そこで欠けていたパートをサウンドボードやオーディエンス録音で補完しているのです(映像のないパートは静止画になっています)。
 その作り込みはオープニングの「Back To The Light」から炸裂。ほとんどの曲はキチンとしたプロショットなのですが、この曲はホンの一瞬の映像しか残されていない。本作を制作したマニアは、そんな瞬間瞬間の細切れ映像もサウンドボードにピッタリとシンクロさせている。パッと見ると静止画とプロショットが目まぐるしく入れ替わるわけですが、それほどまでに細かい映像もキッチリ判別した入念の分析力には舌を巻く。もちろん、異例なのは「Back To The Light」くらいでして、他は補完パートは曲間やMC。肝心の生演奏はほとんど完全にプロショット映像で楽しめます。
 そして、そのセットは『LIVE AT THE BRIXTON ACADEMY』とも異なるツアー初期ならではのもの。最後に比較しながら整理しておきましょう。

●バック・トゥ・ザ・ライト(7曲)
・Back To The Light/Driven By You/Love Token/Let Your Heart Rule Your Head/Too Much Love Will Kill You/Resurrection/Last Horizon
●その他(5曲+α)
・QUEEN:Tie Your Mother Down/Love Of My Life/Now I’m Here/Chinese Torture/Hammer To Fall
・スター・フリート:Let Me Out(★)
※注:「★」印は公式映像『LIVE AT THE BRIXTON ACADEMY』になかった曲。

……と、このようになっています。基本的には公式映像や日本公演にも通じるわけですが、一番新鮮なのがラストの「Let Me Out」。エディ・ヴァン・ヘイレンも参加した初のソロEP『STAR FLEET PROJECT』のナンバーで、“BACK TO THE LIGHT Tour”のみの限定曲というだけでなく、その中でも限られたステージでしか演奏されなかった貴重曲です。
 QUEENサウンドを引き継ぎ、盟友コージー・パウエルと再起を期した“BACK TO THE LIGHT Tour”。その初期ステージを楽しめる名作映像です。映像美も現存ベストであり、各種ソースを駆使して組み上げられた完全版でもある。本来であればボーナスで終わるには惜しい名作。どうぞ、本編プレスCDと併せて存分にご堪能ください。

1. Intro
2. The Dark
3. Back To The Light
4. Driven By You
5. Tie Your Mother Down
6. Love Token
7. Love Of My Life
8. '39 (Intro)
9. Let Your Heart Rule Your Head
10. Too Much Love Will Kill You
11. Now I'm Here
12. Guitar Solo (cut)
13. Chinese Torture
14. Resurrection
15. Drum Solo
16. Resurrection (Reprise)
17. Last Horizon
18. Hammer To Fall
19. Let Me Out

Brian May - guitar, vocals
Cozy Powell - drums, percussion
Mike Caswell - guitar
Neil Murray - bass
Spike Edney - keyboards, backing vocals
Maggie Ryder - backing vocals
Miriam Stockley - backing vocals
Chris Thompson - backing vocals

PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.73min.

Special Bonus DVDR for limited numbered stickered edition of "TOUR REHEARSALS 1992"(Wardour-593)