THE MICHAEL SCHENKER GROUP - SAPPORO 1984 2ND NIGHT(2CD) [ZODIAC 314]

THE MICHAEL SCHENKER GROUP - SAPPORO 1984 2ND NIGHT(2CD) [ZODIAC 314]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Live at Hokkaido Koseinenkin Kaikan, Sapporo, Japan 18th January 1984 TRULY PERFECT SOUND*UPGRADE(from Original Masters)

 M.S.G.人気が絶頂を迎えていた1984年。“BUILT TO DESTROY TOUR”を代表してきた伝説の名録音が元マスターからアップグレード。永久保存プレス2CDで登場です。
 その名録音に刻まれているのは「1984年1月18日:北海道厚生年金会館」公演。その極上オーディエンス・アルバムです。この録音は、かつて名門BONDAGEレーベルのデビュー作『THE WHITE BARON』として世に出たもの。本作は、その元マスターから改めてデジタル化し直した極上品なのです。
 気になる内容の前に、まずはショウのポジション。全盛期の来日だけに当店でも数々の名作ライヴアルバムでアーカイヴして参りました。まずは、当時のツアー・スケジュールでそのコレクションを整理してみましょう。

・1月11日:横浜文化体育館 『DESTROY YOKOHAMA 1984』
・1月12日:広島郵便貯金会館
・1月13日:福島サンパレス
・1月15日:宮城県民会館 『DESTROY SENDAI 1984』
・1月17日:北海道厚生年金会館
・1月18日:北海道厚生年金会館 【本作】
・1月20日:大阪城ホール 『EVE OF DESTRUCTION』
・1月21日:渋谷公会堂 『PRINCE DAKKAR』
・1月22日:名古屋市公会堂
・1月23日:日本武道館 『THE MOVING ELEMENT』
・1月25日:静岡市民文化会館
・1月27日:名古屋市公会堂 『SYSTEMS NEVER FAILING』

 以上、全12公演。圧倒的な公演数で列島を縦断しており、しかも単にくまなく回っているだけでなく、東京・名古屋・札幌では2公演ずつ。いかに当時の人気が凄まじかったのかが分かる日程です。本作は、そんな北海道の2公演目にあたるコンサートでした。
 そんなショウを封じ込めた本作は、まさに伝説の名に相応しい極上のライヴアルバム。そのサウンドは猛烈にオンで、異様なまでに詳細。凄まじいまでのダイレクト感が炸裂し、当時からサウンドボード扱いもされてきたのも頷ける極上ぶりなのです。それもそのはず、本作を手がけたのは札幌の名手。PINK FLOYDやLED ZEPPELIN、CHICAGO、SANTANA……彼の地で名録音の数々をモノにしてきた人物なのです。
 しかも、本作はその史上最高峰盤。既発は極上ながら中音域に偏ったサウンドであり、ピッチも1/4音近く狂っていました。しかし、その元マスターまで遡った本作は、圧倒的な鮮度でまるで別物。ダビング劣化によるヨレもなく、ブライトな鳴りも極めて瑞々しい。しかし、これは単に良い音という以上。あまりの鮮やかさにステレオ感まで増し、全体のレンジも広がって聞こえるほどの違いなのです。
そうして甦ったサウンドで描かれるショウもまた、猛烈にシャープな全盛のM.S.G.。ショウは『神』『神話』『限りなき戦い』の3枚を1回のショウに濃縮還元。公式作品『ROCK WILL NEVER DIE』でも聴けない「On And On」「Lost Horizons」「Systems Failing」「Still Love That Little Devil」も美味しい。しかも演奏ぶりが素晴らしく、苛烈なまでに前のめり。メンバー全員が1つ前の“ASSAULT ATTACK TOUR”から続投しており、前年の来日も経験。アンサンブルはガッチリと固まっており、しかも現場は世界で最もM.S.G.を愛する日本。グッと上げたテンポでも乱れなく、ガンガンに攻め立てまくる。全員のやる気が燃え上がったショウなのです。
 そんな中で、ちょっと面白いのがショウ中盤。ゲイリー・バーデンが景気よく「次は新曲のSystems Failingだ!」とコールするものの、曲が始まらず一瞬シラーッとする。実はコレはゲイリーのミス。「I’m Gonna Make You Mineだった」と言い直し、ようやく始まるのです。その次が本当に「Systems Failing」。ここではゲイリーが思わず吹き出しています。さらに「?」となるのが「Armed And Ready」。ここでもゲイリーがタイトルを絶叫するも、やはり曲が始まらない。何かトラブルがあったのか、マイケルが何か勘違いしたのか、妙に間が空いて間の抜けたムードになってしまうのです。そんな3曲ではありますが、演奏のミスではないので微笑ましく、逆に和やかなバンドの状態が透ける。そして、いざ演奏が始まると苛烈だから凄い。照れ臭さを払拭しようとしたのか、逆にいつも以上にキレッキレで爆発するような名演を轟かせるのです。

 あまりにも素晴らしく、神懸かってさえいた初期M.S.G.。その名曲を総括するセットを、熟達したアンサンブルで豪快にブチかます名演です。全盛のM.S.G.がどれほど素晴らしかったのか、その全容を伝え続けてきた伝説的名録音の史上最高峰盤。まさに極めつけの1枚、どうぞ存分にご堪能ください。

Disc 1 (45:25)
1. Captain Nemo 2. Rock My Nights Away 3. Are You Ready To Rock 4. Cry For The Nations
5. On And On 6. Attack Of The Mad Axeman 7. Into The Arena 8. Courvoisier Concerto
9. Lost Horizons 10. Rock Will Never Die

Disc 2 (36:10)
1. I'm Gonna Make You Mine 2. Systems Failing 3. Still Love That Little Devil 4. Armed And Ready
5. Rock Bottom 6. Doctor Doctor

Michael Schenker - Guitar Gary Barden - Vocals Andy Nye - Keyboards Chris Glen - Bass
Ted McKenna - Drums