THE BRIAN MAY BAND - RUN-THROUGH REHEARSAL 1992(2CD) plus Bonus DVDR* Numbered Stickered Edition Only [Wardour-594]

THE BRIAN MAY BAND - RUN-THROUGH REHEARSAL 1992(2CD) plus Bonus DVDR* Numbered Stickered Edition Only [Wardour-594]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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★ギフト・タイトル(一部レーベル限定)の対象品です。



Production rehearsals of the Brian May Band for the Back To The Light tour.
Recorded on portable cassette machine belonging to Cozy Powell
The recorder was positioned close to Cozy's drum kit

 大好評を賜っている秘宝アルバム『TOUR REHEARSALS 1992(Wardour-593)』の続編とも言うべき伝説リハーサル・アルバムがブラッシュアップ。さらに音楽的に進化したランスルー・リハを「大元コージー・テープ起こし+GRAF ZEPPELINマスタリング」で復刻したプレス2CDがリリース決定です。

【貴重なリハ現場を真空パックした3本のコージー・テープ】
 そんな本作に収められているのは、“BACK TO THE LIGHT Tour”に伴うリハーサル。故コージー・パウエルが所蔵していたカセット・テープからダイレクトにデジタル化された秘宝アルバムです。先日の『TOUR REHEARSALS 1992』と同じ状況ですが、内容はまったく別。“BACK TO THE LIGHT Tour”リハのコージー・テープは全部で3本発見されており、『TOUR REHEARSALS 1992』と本作で分散収録されています。3本のテープの録音日時は分かっていませんが、リハーサルの内容から察するに恐らく以下↓の順だったと考えられています。

●テープA:プレス名盤『TOUR REHEARSALS 1992』
 3本のコージー・テープでも、もっとも初期段階のリハーサル。和やかに親睦を深めつつ、『BACK TO THE LIGHT』ナンバーやQUEENの名曲群を覚えていく時期のものです。

●テープB:本作のDISC 2
 コージー所蔵の“FUJI DR-Ix 60”に録音されていた音源。カセットにインデックスはなかったのですがリハ中期のものと思われ、1曲演奏するたびにアレンジを相談するような会話も交わされている。「Let Me Out」は公式『LIVE AT THE BRIXTON ACADEMY』でも聴けなかった曲ですが、これは1983年のソロEP『STAR FLEET PROJECT』に収録されたナンバーです。
 テープAの段階では演奏していなかった「Driven By You」「Since You Been Gone」も練習し始めていますが、まだまだ初期。特に「Since You Been Gone」はブライアンがまだ曲を覚えておらず、メロディを独り弾きながら鼻歌のように歌っています。
[演奏曲]
・テープA面:Hammer To Fall/Driven By You(★)/Resurrection
・テープB面:Hammer To Fall/Since You Been Gone(★)/Driven By You(★)/Tie Your Mother Down/Let Me Out
※注:「★」印はテープAで聴けなかった曲。

●テープC:本作のDISC 1
 コージーの手書きで「FINAL DAY」と記された“TDK SA90”カセット音源。そのインデックスからリハーサル最終日の記録と思われますが、中身もそれを裏付けるもの。本番さながらの堂に入った演奏が繰り広げられており、アレンジに迷うようなこともなく、ほとんどの曲が完奏されています。
[演奏曲]
・バック・トゥ・ザ・ライト:Back To The Light/Love Token/Driven By You/Let Your Heart Rules Your Head(★★)/Too Much Love Will Kill You(★★)/Resurrection
・その他:Hammer To Fall/'39(★★)/Let Me Out/Since You Been Gone/Tie Your Mother Down
※注:「★★」印はテープA/Bで聴けなかった曲。

【最新トランスファー+GRAF ZEPPELINによる最高峰更新サウンド】
……と、このようになっています。本作はもっとも完成度が高く聴き応えのある「テープC」をDISC 1に、進化の歩みが面白い「テープB」をDISC 2に配した2枚組なのです。この「テープB/C」はMasterportレーベルのプレス名盤『FINAL DAY』が大定番となってきましたが、本作は『TOUR REHEARSALS 1992』と同様に大元のコージー・カセット現物に立ち返って現代技術で再トランスファー。さらに「GRAF ZEPPELIN」の細密マスタリングで仕上げた最高峰更新盤でもあります。
 そのサウンドは、まさに『TOUR REHEARSALS 1992』の続編。前作を体験された方ならピンと来ると思いますが、20年前の初回トランスファーとは精度がまるで違う。リハーサル・ルームのマイク録音という特性からカセット原音はかなり音量が小さいのですが、『FINAL DAY』は思いっきり音圧をかさ上げしてパッツンパッツンでもありました。しかし、本作は極めてナチュラル。トランスファー精度が高まっているため、そこまで音圧稼ぎしなくても解像度の高いディテールによって鮮やかに感じられるのです。
 そのナチュラル感に一役買っているのが「GRAF ZEPPELIN」マスタリング。本作も一応は現代オーディオ基準に沿って音量・音圧を上げているわけですが、その際にも大雑把に丸ごと全部を爆上げするのではない。ちょっとイジるだけで印象が大きく変わる「効果的な帯域」に狙いを絞り、必要最低限の調整だけに止める。これにより、原音のナチュラル感を損なわずにダイナミックな聴き応えを実現しているのです。
 英雄コージー・パウエルとタッグを組み、『BACK TO THE LIGHT』と『LIVE AT THE BRIXTON ACADEMY』を残した1992年のTHE BRIAN MAY BAND。本作は、その間を繋ぐリハーサル・アルバムです。文化遺産そのものであるコージー・テープに吹き込まれていたサウンドを細大漏らさずデジタル化し、最高峰更新クオリティで後世に伝えるプレス2CD。前回盤『TOUR REHEARSALS 1992』と合わせ、いつでもいつまでもお楽しみください。

★“BACK TO THE LIGHT Tour”のためのリハーサル録音。故コージー・パウエルが所蔵していたカセット・テープから最新機材で再デジタル化され、GRAF ZEPPELINマスタリングで磨き直された最高峰更新盤です。従来盤『FINAL DAY』より格段にナチュラルで解像度の上がったサウンドで、同じ工程で甦ったプレス名盤『TOUR REHEARSALS 1992(Wardour-593)』とは異なる後期リハーサルが楽しめる。特にランスルー・リハのDISC 1は本番さながらの堂に入った演奏が繰り広げられ、音楽アルバムとしての聴き応えも絶大な文化遺産アルバムです。

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REMASTERED BY GRAF ZEPPELIN

★2本カセットから新規でデジタル化のうえ最新マスタリング!

★前回盤はとにかく海苔波形でしたので、その点で前回盤と差別化がはかられています。
海苔にならないよう気を配りつつ、低域をいくぶん補強しドライブ感を増すことで、小さい音にならない絶妙なバランスとなっていります。

結果前回盤ではとにかく音がデカイが硬めだった質音が、いくぶん耳当たりの良さも持ち合わせつつ音圧感も不足のないサウンドに仕上がっています。

★位相修正

★テープの切れる箇所は適宜違和感のないように編集処理されています。

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★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (63:41)
Run-through Rehearsal
Copied from the cassette tape(TDK SA90) with hand written "FINAL DAY" on cassette body and cassette sleeve.

01. Introduction
02. Back To The Light
03. Love Token
04. Hammer To Fall
05. Let Me Out
06. Driven By You
07. '39 / Let Your Heart Rules Your Head
08. Too Much Love Will Kill You
09. Since You Been Gone
10. Guitar Solo
11. Resurrection
12. Tie Your Mother Down
13. Discussion

Disc 2 (63:13)
Copied from the cassette tape(FUJI DR-1x C60) with pencil mark on cassette sleeve

Early Rehearsal #1
01. Introductionか?
02. Hammer To Fall
03. Discussion
04. Driven By You
05. Discussion
06. Resurrection
07. Discussion

Early Rehearsal #2
08. Soundcheck
09. Hammer To Fall
10. Coversation
11. Since You Been Gone Melody (Played & Sung Only By Brian May)
12. Driven By You
13. Soundcheck
14. Tie Your Mother Down
15. Discussion
16. Let Me Out

Brian May - guitar, vocals
Cozy Powell - drums, percussion
Mike Caswell - guitar★
Neil Murray - bass
Spike Edney - keyboards, backing vocals
Maggie Ryder - backing vocals
Miriam Stockley - backing vocals
Chris Thompson - backing vocals



★★特別企画

★コージー・テープから再デジタル化され、初プレス化も実現したリハーサル・アルバム『RUN-THROUGH REHEARSAL 1992』。その初回限定ナンバー入りステッカー付きに限り、“BACK TO THE LIGHT Tour”の象徴である公式プロショット『LIVE AT THE BRIXTON ACADEMY』が特別に付属致します。

THE BRIAN MAY BAND - LIVE AT THE BRIXTON ACADEMY(Bonus DVDR)
the Brixton Academy, London, UK 15th June 1993 PRO-SHOT★公式廃盤

 本編プレスCDは、前作『TOUR REHEARSALS 1992』に続いてアップグレードを果たしたリハーサル・アルバムの続編。“コージー・テープ”の凄味を改めて教えてくれる2枚組です。その解説にも触れましたが、リハを経て始まった“BACK TO THE LIGHT Tour”の象徴と言えば、公式リリースされたプロショット映像をおいて他にない。ロックの文化遺産アルバム誕生を記念するボーナスとして、その最高峰マスター版をご用意しました。
 そんな象徴映像が撮影されたのは「1993年6月15日ロンドン公演」。廃盤久しいオフィシャル映像『LIVE AT THE BRIXTON ACADEMY』です。先日はツアー初期のプロショット『RIO DE JANEIRO 1992』もご紹介しましたので、まずは合わせてショウのポジションを確かめてみましょう。

●1992年
・4月20日:フレディ追悼コンサート
《9月28日『BACK TO THE LIGHT』発売》
・11月1日-9日:南米(5公演)←※RIO DE JANEIRO 1992
●1993年
・2月23日-4月6日:北米#1(22公演)
・5月22日-7月13日:欧州#1(30公演)←★ココ★
・9月12日:スイス公演
・10月4日-18日:北米#2(8公演)
・11月4日-13日:日本(7公演)
・11月20日-12月18日:欧州#2(18公演)

 これが初ソロツアーの全体像。コージー最後の来日となった日本公演も思い出深いところですが、本作のロンドン公演はその約半年前にあたる「欧州#1」の15公演目にあたるコンサートでした。
 この映像は1994年にオフィシャル発売されたのですが、その後は黙殺。30年を経た現在に至るまで公式DVD化は実現せず、闇に葬られたままになっている傑作映像なのです。本作では、当時リリースされたミントクオリティの日本版VHSを使用し、精緻にDVD化したもの。長年に渡ってギフト・タイトルでも愛されてきたハイクオリティ版です。
 そのクオリティは、まさに絶品。艶やかな発色、ノイズ皆無の音声、VHSの宿命であるはずの走行ムラや画面端の歪みさえ一切ない。もちろん、アナログを経由しているはずなのですが、デジタル映像に慣れきった現代の眼にも美麗端正。何のインフォメーションもなければ、レーザーディスク起こしとしか思えない極上のクオリティです。
 そんな映像美で描かれるのは、最終リハーサルよりさらに増量した名曲の数々。ここでは本編プレス2CDの他、ツアー初期のプロショット『RIO DE JANEIRO 1992』とも比較しつつ、セットを整理してみましょう。

●バック・トゥ・ザ・ライト(6曲+α)
・Back To The Light/Driven By You/Love Token/Let Your Heart Rules Your Head/Too Much Love Will Kill You/Resurrection/Last Horizon(★)
●その他(7曲+α)
・QUEEN:Tie Your Mother Down/Headlong(★*)/Love Of My Life(★)/'39/Now I'm Here(★)/We Will Rock You(★*)/Hammer To Fall
・RAINBOW:Since You Been Gone(*)
※注:「★」印は本編プレス2CDでは聴けなかった曲。「*」印はプロショット『RIO DE JANEIRO 1992』になかった曲。

……と、このようになっています。『BACK TO THE LIGHT』のナンバーも増えていますが、目を見張る増量ぶりなのがQUEENの名曲群。上記のスケジュールをご覧の通り、本作はあの「フレディ追考コンサート」の約1年後にあたるわけですが、本作では輝ける名曲群をブライアン本人が歌い、弾いていく。まさにQUEENを引き継ぐようなステージなのです。
 そして、そんなブライアンを支えるバックバンドが最高。QUEENでもサポートを務めるスパイク・エドニーやジェイミー・モージズもさることながら、やはり盟友コージー・パウエル! コージーは最期まで渡り鳥でしたが、晩年の主軸だったのがTHE BRIAN MAY BANDでした。スケジュールでも最優先にされており、さまざまなバンド/プロジェクトも「ブライアンと被らなければ」との条件だったそうです。それだけに、本作のコージーは単なる“手伝い”ではなく、「俺のメイン」の気迫十分。それが炸裂するのがドラムソロをフィーチュアした「Resurrection」でしょう。そもそも、この曲自体がコージーのソロ曲「Ride To Win」をヴォーカルナンバーに改作したもの(オリジナル・バージョンのギターもブライアンでした)。ブライアンのギターソロに雷鳴の如き勇壮ドラミング割って入り、一気にコージー・ワールドに突入! そして、そのままドラムソロへ。ここでは比較的短めのソロながら、あの「1812年」をフィーチュア。WHITESNAKE後期の1984年から長らく「火星」をテーマにしてきましたが、ここで復活したのです。そして大団円を迎えた後は、QUEENの「Tie Your Mother Down」を挟んで再び「Resurrection」でフィニッシュ。まさにドラムヒーローの面目躍如。“Cozy on Stage”なのです(そして、これがコージー最後のバージョンとなってしまいました……)。
 フレディ追悼コンサートの熱狂覚めやらぬ中でソロ活動を始め、英雄コージー・パウエルと共にQUEENサウンドを進化させていった1992年のブライアン・メイ。本編プレス2CDはその進化過程であり、本作はその結果なのです。スタジオ名作『BACK TO THE LIGHT』と並び称されるべきリハーサル・アルバムとライヴ・プロショット。どうぞ、この機会に併せてたっぷりとお楽しみください。

(88:37)
1. Back To The Light
2. Driven By You
3. Tie Your Mother Down
4. Love Token
5. Headlong
6. Love Of My Life
7. '39/Let Your Heart Rule Your Head
8. Too Much Love Will Kill You
9. Since You've Been Gone
10. Now I'm Here
11. Guitar Extravagance
12. Resurrection
13. Drum Solo feat. 1812 Overture
14. Tie Your Mother Down/Resurrection(reprise)
15. Last Horizon
16. We Will Rock You
17. Hammer to Fall

Brian May - lead vocals, lead guitar
Cozy Powell - drums, percussion
Neil Murray - bass guitar
Spike Edney - keyboards, backing vocals
Jamie Moses - rhythm guitar, backing vocals
Cathy Porter - backing vocals
Shelley Preston - backing vocals

PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.89min.

Special Bonus DVDR for limited numbered stickered edition of "RUN-THROUGH REHEARSAL 1992"(Wardour-594)