SANTANA - GREEK THEATRE 1990 FINAL NIGHT MIKE MILLARD FIRST GENERATION TAPES(3CDR) [Uxbridge 2146]

SANTANA - GREEK THEATRE 1990 FINAL NIGHT MIKE MILLARD FIRST GENERATION TAPES(3CDR) [Uxbridge 2146]

販売価格: 2,800円(税込)

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商品詳細

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Greek Theatre, Los Angeles, CA, USA 15th July 1990 ULTIMATE SOUND★音超良いです。

 絶対名手マイク・ミラードのSANTANAコレクションに新たなマスター・ピースが誕生! 反響ゼロの超クリア・サウンドを誇る新名盤が緊急リリース決定です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1990年7月15日ロサンゼルス公演」。観光名所でもある円形屋外劇場“グリークシアター”で記録された超絶級オーディエンス録音です。本作最大のポイントは衝撃すぎるサウンド・クオリティにあるのですが、まずはショウのポジション。『SPIRITS DANCING IN THE FLESH』時代は超極上ライヴアルバムがひしめく激戦区でして、特にミラード録音は『COSTA MESA 1990(Uxbridge 1474)』『COSTA MESA 1991(Uxbridge 1783)』に続く3作目だったりもする。当時の活動概要を俯瞰し、それぞれの位置関係を確認してみましょう。

●1990年
・4月12日-5月26日:北米#1(14公演)
《6月『SPIRITS DANCING IN THE FLESH』発売》
・5月29日ー6月30日:欧州#1(26公演)
・7月13日ー11月21日:北米#2(68公演)←★ココ★
●1991年
・1月19日+24日:ROCK IN RIO出演
・4月27日ー5月11日:北米#3(6公演)
・5月15日ー22日:日本(6公演)
・5月25日ー6月28日:北米#4(9公演)
・7月7日ー27日:欧州#2(17公演) ←※ATHENS 1991
・8月30日ー11月3日:北米#5(19公演)←※COSTA MESA 1991

 これが1990年/1991年のSANTANA。幅広く世界を巡っていますが、公演数に注目してみると大半が「北米#2」レッグに集中しています。ここではツアー中にメンバー・チェンジもありましたので、さらに日程をズームしてみましょう。

●「北米#2」の詳細
・7月13日+14日(2公演)
*7月15日:ロサンゼルス公演 ←★本作★
・7月16日ー9月2日(32公演)
*9月15日『COSTA MESA 1990』
・9月16日+22日(2公演)
《10月:アルマンド・ペラーサ→ラウル・リコウ交代》
・10月5日ー11月5日(17公演)
*11月6日『BEACON THEATRE 1990』
・11月7日ー21日(12公演)

 レッグ冒頭はグリークシアター3連続公演で幕開けしており、本作が記録されたのはその最終日。10月には名手アルマンド・ペラーサからラウル・リコウへの交代劇がありましたが、2つのミラード作品(本作とCOSTA MESA 1990)は、その前でした。
 そんな現場を真空パックした本作は、超ウルトラ・クリア。超極上で当たり前のミラード録音ではありますが、その基準を持ってしてもクリスタル・クリアな本作のサウンドは驚異的なのです。その要因は、まず間違いなく会場。前述の通り、“グリークシアター”は天空に大きく開いた野外劇場でして、音を反射する壁も天井も最初から存在しない。そのため、演奏を曇らせる鳴りが物理的に発生せず、PAから吐き出される出音を反響ゼロで吸い込んでいるのです。
 もちろん野外には野外の難点(風音や距離感)もありますが、そこは絶対名手。会場の旨みだけを美味しくフル活用しており、安定感も絶大なら距離感など皆無。『SPIRITS DANCING IN THE FLESH』時代に……いや、SANTANAに限らず、本作はミラード・コレクションでも頂点的にクリアな超絶サウンドを実現しているのです。
 その驚異のサウンドで描かれるのは、姉妹作『COSTA MESA 1990』とはだいぶ趣の異なるフルショウ。その意味をご説明するためにも、ここで近接作と比較しながらセットを整理しておきましょう。

●60年代/70年代
・サンタナ:Savor(★)/Soul Sacrifice/Jin-Go-Lo-Ba
・サンタナIII:Batuka(★)/No One To Depend On(★)/Toussaint L'Ouverture
・その他:Black Magic Woman (Gypsy Queen)/Oye Como Va/Europa (Earth's Cry, Heaven's Smile)/She's Not There
●80年代/90年代
・スピリッツ・ダンシング:Spirits Dancing In The Flesh/It's A Jungle Out There/Soweto (Africa Libre)(★)/Peace On Earth...Mother Earth...Third Stone From The Sun(★★)/Choose
・ミラグロ:Somewhere In Heaven/We Don't Have To Wait
・その他:Mandela/Blues For Salvador/The Healer/For Those Who Chant(★)
※注:「★」印はミラードの姉妹作『COSTA MESA 1990』で聴けなかった曲。特に「★★」印は『BEACON THEATRE 1990』にもない曲。

……と、このようになっています。『COSTA MESA 1990』と6曲違い……と言いますか、実はその先に記録された『BEACON THEATRE 1990』に酷似している。「Chill Out (Things Gonna Change)」の代わりに「Peace On Earth...Mother Earth...Third Stone From The Sun」を入れ替えただけのスタイル。つまり「COSTA MESA 1990のアンサンブル+BEACON THEATRE 1990のセット」というフルショウなのです。
 反響ゼロの野外会場は名録音を生みやすいですが、そのシチュエーションを活かしきるミラードもさすが。絶対名手のセンスと会場の特性、そして静かさをキープしてくれた当日の天候……すべてが化学変化を起こして生まれた超絶ライヴアルバムです。ミラード・コレクションでもズバ抜けてクリアな奇跡の3枚組。録音の女神が微笑んだ極彩色の音世界、どうぞ存分にご体験ください。

★「1990年7月15日グリークシアター公演」の超絶級オーディエンス録音。「反響ゼロの野外劇場+天才録音家」によるサウンドは超ウルトラ・クリアで、超極上で当たり前のミラード・コレクションでも頂点的。2ヶ月後の姉妹作『COSTA MESA 1990』とは6曲も異なる『SPIRITS DANCING IN THE FLESH』時代のフルショウを圧倒的な異次元サウンドで楽しめます。

Disc:1 (60:20)
1. Angels All Around Us / Spirits Dancing In The Flesh
2. Somewhere In Heaven
3. It's A Jungle Out There
4. Soweto (Africa Libre)
5. Peace On Earth...Mother Earth...Third Stone From The Sun
6. The Healer
7. Batuka
8. No One To Depend On
9. We Don't Have To Wait

Disc:2 (66:24)
1. Bass Solo
2. Black Magic Woman / Gypsy Queen
3. Oye Como Va
4. Mandela
5. For Those Who Chant
6. Savor
7. Blues For Salvador
8. Choose
9. She's Not There / Marbles
10. Toussaint L'Ouverture

Disc:3 (46:01)
1. Intro
2. Soul Sacrifice / A Love Supreme
3. Europa (Earth's Cry, Heaven's Smile)
4. Jin-Go-Lo-Ba

Carlos Santana - Guitar, Percussion, Vocal
Benny Rietveld - Bass
Walfredo De Los Reyes - Drums
Raul Rekow - Percussion, Vocal
Chester Thompson - Keyboards, Vocal
Alex Ligertwood - Guitar, Vocal