YES - HOUSTON 1973(2CDR) [Amity 742]

YES - HOUSTON 1973(2CDR) [Amity 742]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Hofheinz Pavilion, Houston, Texas, USA 14th April 1973 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND★初登場

 シンフォニック・ロックの金字塔『危機』を送り出し、絶頂の最中にあった1973年のYES。その現場を体験できる初登場音源が新発掘です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1973年4月14日ヒューストン公演」。その絶品オーディエンス録音です。今回は半世紀の時空を超えた新発掘というだけでも衝撃なのですが、実は録音時期も画期的だったりします。その意味をご説明するためにも、まずは当時の活動概要を紐解き、本作のポジションを確かめてみましょう。

●1972年
・1月14日ー31日:欧州(12公演)
・2月18日ー3月27日:北米#1(34公演)←※公式SONGS
《6月『危機』完成:ビル→アラン交代》
・7月30日ー8月21日:北米#2(19公演)
・9月2日ー12日:英国#1(6公演)
・9月15日ー11月20日:北米#3(40公演)←※公式PROGENY/SONGS
・12月15日ー17日:英国#2(3公演)←※公式SONGS/映像
●1973年
・3月8日ー14日:初来日(6公演)
・3月19日ー27日:豪州(5公演)
・4月4日ー22日:北米#4(18公演)←★ココ★
《5月18日『イエスソングス』発売》
《7月ー9月『海洋地形学の物語』製作》
・11月16日ー12月10日:英国#3(24公演)

 これが絶頂を極めていた1972年/1973年のYES。「北米#2」から「北米#4」までが“CLOSE TO THE EDGE Tour”です。伝統盤『YESSONGS』や同題の映像版に加え、現在では発掘ボックス『PROGENY: SEVEN SHOWS FROM SEVENTY-TWO』といった公式作もありますが、それらはすべて1972年の記録。それに対し、本作のヒューストン公演は初来日や豪州ツアーさえ通過した最終盤「北米#4」の10公演目にあたるコンサートでした。
 そして、この「北米#4」というのがポイント。この最終盤は公式作やサウンドボード類がないだけでなく、記録そのものがほとんどなかった。当店では各国・各レッグを数々の名作でアーカイヴしておりますが、それでも「豪州」レッグの『KANG AND BRAHMS(Amity 066)』止まり。「北米#4」は、まさに未知の領域だったのです。
 そんな未踏の世界を切り拓く本作は、サウンドも圧倒的。録音した本人所蔵の大元マスターから直接デジタル化されており、ダビング痕はもちろんのこと、半世紀ほとんど再生されていなかったのか経年劣化も見当たらない。あくまでサウンドボードと間違えるようなタイプではないものの、芯も力強ければ、鳴りも極めて瑞々しい。現場PAや録音機材に由来するヴィンテージ感がたっぷりと滲む一方で、まるで昨日録音されたようなリアルな空気感がスピーカーから噴き出してくるのです。
 そんなリアル・サウンドで描かれるのは、半世紀後も超えるもののないシンフォニック・ロックの極地。「Close To The Edge」のイントロでジョンが「Colors Of The Rainbow」を独唱する珍しいシーンもありますが、それ以上に全編を貫くキレッキレな演奏力が鮮烈。それこそ『YESSONGS』にも通じるわけで、やや走り気味のテンポも緊張感を醸しつつ、ビッシビシと鮮やかに決めまくる。しかも、日本/豪州まで制覇した自信と充実感が充ち満ちており、何をやっても上手く行くマジカルなムードさえ漂わせている。まさに絶頂期だけの威光を放つ眩しいステージなのです。

 これまで知る由もなかった“CLOSE TO THE EDGE Tour”の最終レッグ。その現場を伝える衝撃の新発掘ライヴアルバムです。「Clap」「And You And I」にテープチェンジと思しきカットがあったりもしますが、そんなことはどうでもよくなるほど音が良い。半世紀を超え、未踏の領域を語ってくれる大元マスター。オーディエンス・コレクターの冥利に尽きる新名盤の誕生です。

★「1973年4月14日ヒューストン公演」の初登場オーディエンス録音。半世紀を超えて発掘された新録音で、録音した本人所蔵の大元マスターから直接デジタル化された銘品。ダビング痕はおろか経年劣化も見当たらない鮮度は驚異的で、芯も力強ければ、鳴りも極めて瑞々しい。現場PAや録音機材に由来するヴィンテージ感がたっぷりと滲む一方で、まるで昨日録音されたようなリアルな空気感がスピーカーから噴き出す。これまで誰も聴いたことのなかった“CLOSE TO THE EDGE Tour”の最終レッグを伝える衝撃の新名盤です。

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(リマスター・メモ)

★And You And I 以降ピッチが遅いので調整しました。

★左右バランスが偏っているので調整しました。

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Disc:1 (51:36)
1. Firebird Suite
2. Siberian Khatru
3. Heart of the Sunrise
4. Mood For a Day
5. Clap
6. And You And I
7. Colors of the Rainbow
8. Close To the Edge

Disc:2 (28:58)
1. Wakeman Solo
2. Roundabout
3. Starship Trooper

Jon Anderson - Vocals
Steve Howe - Guitars
Chris Squire - Bass
Rick Wakeman - Keyboards
Alan White - Drums