BILLY JOEL - DEFINITIVE BOSTON 1978(2CD) [ZION-275]

BILLY JOEL - DEFINITIVE BOSTON 1978(2CD) [ZION-275]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Live at Boston Garden, Boston, MA, USA 30th September 1978 ULTIMATE SOUND(UPGRADE)★驚異的高音質

 歴史的名作『52ND STREET』をリリースして1978年後半に敢行されたアメリカ・ツアー。正に人気の絶頂にあったツアーの中でも飛び抜けた極上オーディエンスとしてその名を轟かせた9月30日のボストン公演。2009年の音源登場時にはまさかのCD-Rリリースとなってしまい(それほど当時はビリーの話題を欠いてました)10年後の2019年になって遂に限定プレスCDリリースへと昇格した『BOSTON 1978』も今やSold Out。
 しかし今年1月の来日公演をきっかけとして、かつてないほどのビリーフィーバーに沸き立つ2024年、このタイミングにこの極上オーディエンス・アルバムが市場から姿を消してしまうとは本末転倒。そこで2009年のCD-Rリリースから数えると三回目のリリースが実現いたします。

 既に2019年の『BOSTON 1978』リリース時で「ピッチの高さ」と「”Stranger”開始時にテーパーが焦った音量の上下動」といった問題は解消されており、今回はそのままの再発でも十分に成立したかと思いますが、そこは5年の歳月を経たテクノロジーの進化を受けて更なるアジャストを微調整レベルながら加えています。
 特に右チャンネルの音量が左と比べて若干ながら低いという問題はこの極上オーディエンスの持病となっていて、そこを今回はきっちりアジャスト。ヘッドフォンで聞かれれば左右のステレオ・バランスが安定してどっしり、さらに広がりのある音場を味わってもらえることかと。
 逆に言えばそれ以外にはほとんどアジャストを必要としておらず、改めて卓越した録音であったことを思い知らされるばかり。広がりのある豊かな臨場感を伝えてくれる一方で近くには耳障りな観客が皆無。それでいて演奏はオンなバランスで捉えてくれているという、1978年のオーディエンス録音としてはマイク・ミラードも真っ青なほど見事な録音状態の価値はまったく色褪せていない。

 それに78年の『52ND STREET』ツアーは人気の絶頂ということから他にいくつものオーディエンス録音が存在するにはしているのですが、このボストンのレベルに迫る音源は皆無。実際あまりに近い音像ゆえ、オープニング「Stranger」ではビリーの声が出きらない調子まで捉えている。人気が爆発したことからツアーの本数が増え、なおかつ一回のショーの時間が伸びたことで本人も予想しなかったような喉の調子に直面してしまった。
 ところがこの日はライブの前半でPAトラブルが発生。当然ライブの進行が妨げられてしまうのですが、そこでビリーが機転を利かせてジョー・コッカー風なアドリブ「Technical Difficulty Blues」で場を和ませつつ、これが彼の喉を休ませることにもなった災い転じて福となす。
 実際このハプニングから戻った「I’ve Loved These Days」では明らかにビリーの声が回復している。さらにライブ中盤ではインストゥルメンタル「Root Beer Rag」を演奏するのが70年代ビリーの習わしですので、これもまた彼の喉を休ませる特効薬に。それに何と言っても彼自身が若く、きっちりライブを最後まで歌い切ってくれたのでした。

 そして2009年の登場時からマニアを喜ばせた貴重な内容。何しろ名盤『52ND STREET』はリリース直前というタイミングですので、同アルバムからの曲に対しての反応が鈍い。永遠のスタンダード「My Life」に「Honesty」のどちらも観客からの反応が薄めで、ビリーがもうすぐ出るニューアルバムの曲をやるよ…といいながらどちらの曲も慎重さすら感じられる雰囲気で演奏してくれるのが面白すぎる。
 これら代表曲となるスタンダード達の初々しい姿をこれまた最高の音質で捉えてくれていたボストン。「Big Shot」に至ってはビリーが後のようなシンガー状態で歌うことなく、最後までピアノを弾きながら歌い通しているというフォーメーションもまた貴重過ぎると同時に、あまりにも音質がイイのでその様子もまたはっきりと聞き取れる。
 しかしセットリスト全体はまだ70年代ビリーの定型パターンであり、そこに『52ND STREET』の新曲が割り込んできたというこの時期でしか聞かれない構成がまた貴重。そうした中で「Miami 2017」と「Captain Jack」がメドレーで演奏されるというアレンジもこの時期ならでは。『52ND STREET』リリース直前という正に特別な時期を完璧なオーディエンス録音で捉えてくれた一世一代の名音源の新たなバージョン、これは一家に一枚レベル。

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REMASTERED BY GRAF ZEPPELIN

(リマスター・メモ)

★位相修正
★帯域若干調整10kHzより上を調整
★位相修正後に右チャンネルの音量を上げ、さらに4-8kHz付近を持ち上げ

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★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (67:11)
01. Intro.
02. The Stranger
03. Somewhere Along The Line
04. Summer Highland Falls
05. Piano Man
06. Movin' Out (Anthony's Song)
07. Prelude/Angry Young Man
08. Technical Difficulty Blues
09. I've Loved These Days
10. My Life
11. New York State Of Mind
12. The Entertainer
13. Until The Night
14. Vienna

Disc 2 (72:59)
01. Stiletto
02. She's Always A Woman
03. Root Beer Rag
04. Just The Way You Are
05. Big Shot
06. Honesty
07. Only The Good Die Young
08. The Ballad Of Billy The Kid
09. Member Introduction
10. Scenes From An Italian Restaurant
11. Miami 2017
12. Captain Jack
13. Say Goodbye To Hollywood
14. Get It Right The First Time
15. Souvenir

Billy Joel - Piano, Vocals
David Brown - Guitar
Russell Javors - Guitar, Vocals
Richie Cannata - Sax, Keyboards
Doug Stegmeyer - Bass
Liberty DeVitto - Drums