ROD STEWART - BUDOKAN 1981 FM LIVE SPECIAL: 2024 REMASTER(1CD) [Wardour-600]

ROD STEWART - BUDOKAN 1981 FM LIVE SPECIAL: 2024 REMASTER(1CD) [Wardour-600]

販売価格: 2,500円(税込)

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商品詳細

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Live at Budokan, Tokyo, Japan 12th May 1981 STEREO SBD(UPGRADE)

 ロッド・スチュワート全盛時代の象徴とも言うべきサウンドボード・アルバムがブラッシュアップ。史上最高峰マスターの精度をさらに向上させた最高峰更新盤が永久保存プレスCDで登場です。
 そんな本作に刻まれているのは「1981年5月12日:日本武道館」公演。そのステレオ・サウンドボード録音です。2024年はFACESでの初来日から50周年であり、先日はロッド最後の日本公演も実現。そんなメモリアルな“今”を記念するのに最高な「日本記録の頂点」です。普段なら当時の活動スケジュールを振り返るところですが、ほんさくはあまりにも記念碑的な決定盤。良い機会でもありますので、彼の来日全史からポジションを確かめてみましょう。

●ロッドの来日史
*1974年:3公演(武道館2)
・1979年:8公演(武道館4)
・1981年:12公演(武道館6)←★ココ★
・1984年:8公演(武道館3)
・1994年:6公演
・1996年:7公演(武道館3)
・2009年:4公演(武道館2)
*2011年:1公演
・2024年:1公演
※注:「*」印はFACES、「・」印はソロでの来日。武道館は内数。

【今なお超えるモノのない、文化遺産級マスター】

 以上の全50公演。ご覧の通り、1981年はまさに日本人気の絶頂。全12公演は他を圧倒する規模でした。しかも、その半分が日本武道館というスケジュール。本作が記録されたのは、そのうちの5公演目にあたるコンサートでもありました。
 このショウは某放送協会によって収録され、テレビ番組“ヤング・ミュージック・ショウ”やラジオ番組“FMライブ・スペシャル”で放送。そこから数々の既発群が生まれ、全盛ロッド・スチュワートそのものの象徴となってきました。そして本作は、後者“FMライブ・スペシャル”の最高峰更新盤なのです。
 そんな本作の土台となっているのは、2013年に発掘されたオリジナル・カセット。名録音家である“Miracle Man”氏が記録したエアチェック・マスターです。某放送協会は原盤管理が極めて厳格で、一切流出しないことが世界的にも有名。そのためエアチェックの精度で優劣が決まるのですが、“Miracle Man”氏のテープはそれまでの既発群を一層。ノイズレスで艶やかなサウンドはエアチェックとは思えないマスター・クオリティを誇り、登場から10年以上を経た現在でも超えるモノのないベスト中のベスト・マスターなのです(ちなみにJOURNEYの『DEFINITIVE BUDOKAN 1983(Zion-130)』やAC/DC『DEFINITIVE NIHON SEINENKAN 1981(Zodiac 352)』も同じように“Miracle Man”氏による最高峰マスター。オーディエンスの名匠は、FM放送でもズバ抜けた美意識で魅せてくれるのです)。

【さらに精度を追究した最高峰更新盤】

 それだけのマスターだけに登場と共に話題を呼び、間もなく完売。長らく廃盤となってきました。本作は、ロッド最後の来日公演に合わせて復刻されたわけですが、単なる再発でもない。さらに精密な検証・マスタリングで磨き上げたアップグレード盤でもあります。どれだけ高精度なのか例を挙げるなら「Hot Legs」の冒頭が良いでしょうか。カーマイン・アピスによるカウントで始まりますが、これが1つ短くなっています。どうやらこれは某放送協会による編集ミスのようで、本作は現場通りに直しているのです。もちろん、このカウント修正によって「アップグレード!」と騒ぐつもりは毛頭ありませんが、「ここまで入念にチェックしている」という深みはご理解いただけるのではないでしょうか。
 そして、肝心要のアップ要素は当然全編を貫くサウンド、元が元なだけに、これも「まるで別モノ」というわけではありませんが、それでも可能性を徹底的に追究。帯域分析の上でバランスを調整し、微妙に左へズレていたステレオ感もビシッと補正。従来盤を今聴き直しても完璧に思えるのですが、1曲ずつ並べて聴き比べると確かに良くなっているのです。
 そんな極みのサウンドで描かれるのは、まさに文化遺産そのもののライヴ・イン・ジャパン。前述したTV放送“ヤング・ミュージック・ショウ”版とはセレクトが異なりますので、ここで比較しながら整理しておきましょう。

●明日へのキック・オフ(3曲)
・Hot Legs/(If Loving You Is Wrong) I Don't Want To Be Right(★)/I Was Only Joking
●その他(9曲)
・エヴリ・ピクチャー・テルズ・ア・ストーリー:Maggie May(★)/(I Know) I'm Losing You
・パンドラの匣:Gi' Me Wings/Oh God, I Wish I Was Home Tonight
・その他:Sweet Little Rock'n'Roller/Tonight's The Night (Gonna Be Alright)(★)/I Just Want To Make Love To You(★)/Da Ya Think I'm Sexy?/Sailing(★)
※注:「★」印はTV放送プロショットでは聴けなかった曲。

……と、このようになっています。全盛の名曲選が素晴らしいだけでなく、限られた時間にも限らず「(I Know) I'm Losing You」内に挿入されたカーマインのドラムソロもしっかりと放送。当時の注目度の高さも透けるのです。そんなセット自体は何らかの既発でお馴染みですが、本作は番組冒頭/終了のナレーションまで完全収録。放送協会アナウンサーの落ち着いた声と語り口が時代感満点です。
 私たち日本人にとっては、公式スタジオアルバム以上に「全盛のロッド」を象徴してきた伝説のFM放送。その歴代ベスト・マスターをさらに磨き込んだ至高の1枚です。世界に誇る日本発の文化遺産であり、日本洋楽史の秘宝。どうぞ、輝きを永久に失わないプレスCDでいつでも、いつまでもお楽しみください。

★「1981年5月12日:日本武道館」公演のステレオ・サウンドボード録音。名録音家Miracle Man氏による伝説放送“FMライブ・スペシャル”のエアチェック・カセットで、今なお超えるモノのないベスト・マスターからデジタル化。放送時点の編集ミスや微細なステレオ感の狂いまで補正した精度は過去最高で、公式スタジオアルバム以上に「全盛のロッド」を象徴してきた伝説放送の頂をグイッと引き上げた文化遺産アルバムです。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

(74:31)
1. DJ Intro
★ナレーション:FMライブ・スペシャル、これから8時半まで、イギリスのロック・ボーカリスト、ロッド・スチュワートのライヴ演奏をお送りします。これは今年の5月12日、東京武道館で行われたコンサートを録音したものです。
2. Gi' Me Wings
3. Sweet Little Rock 'N' Roller
4. Tonight's The Night (Gonna Be Alright)
5. Hot Legs
★冒頭のカウント一つを削除しました。(多分放送元々の編集でダブっていたと推測)
6. Maggie May
7. I Just Wanna Make Love To You
8. (If Loving You Is Wrong) I Don't Want To Be Right
9. (I Know) I'm Losing You
10. Drum Solo
11. (I Know) I'm Losing You (reprise)
12. Oh God, I Wish I Was Home Tonight
13. Da Ya Think I'm Sexy
14. Sailing
15. Member Introduction
16. I Was Only Joking
17. DJ Outro
★ナレーション:今夜は、5月12日東京武道館で行われたロッド・スチュワートのライヴをお送りしました。演奏した曲は………以上12曲でした。FMライブ・スペシャルを終わります。

Rod Stewart - Vocals
Jim Cregan - Guitar
Robin Le Mesurier - Guitar
Danny Johnson - Guitar
Carmine Appice - Drums
Kevin Savigar - Keyboards
Jay Davis - Bass
Jim Zavala - Saxophone, Harmonica

FM BROADCAST RECORDING

STEREO SOUNDBOARD RECORDING