FLEETWOOD MAC - LONG BEACH ARENA 1973 BARRY GOLDSTEIN MASTER CASSETTE(1CDR) [Uxbridge 2194]

FLEETWOOD MAC - LONG BEACH ARENA 1973 BARRY GOLDSTEIN MASTER CASSETTE(1CDR) [Uxbridge 2194]

販売価格: 1,800円(税込)

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商品詳細

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Long Beach Arena, Long Beach, CA, USA 15th April 1973 TRULY PERFECT SOUND

 JEMSによる新たなるビンテージなオーディエンス録音の発掘としてマニアの間で話題を呼んでいる“バリー・ゴールドスタイン”のコレクション。今回もまたとんでもなく貴重な音源が発掘されました。
 ゴールドスタインは1973年からロックコンサートの録音を始めたとのことですが、今回ご紹介するのは73年4月15日のロング・ビーチ・アリーナでのフリートウッド・マックを捉えたオーディエンス・マスター。

 この日は当時アメリカでの人気が爆発したディープ・パープルの前座(ということは…?期待しておきましょう)をマックとロリー・ギャラガーが務めており、見事なまでに当時のブリティッシュ・パフォーマー達で固められた一日だったのです。
 パープルの前座ということから一時間程度だったマックのステージを捉えてくれたのが今回の新発掘ですが、まず最初に申し上げておきたいのは、その音質の良さ。モノラルで腰のある音質と音で大きめな音像は73年のオーディエンス録音としては申し分なく、何ならプレス盤で出せそうなクオリティ。
 その音質の良さだけでも特筆すべきなのですが、それ以上に驚くべきはマックの短命に終わったラインナップをゴールドスタインが非常に良好な音質で捉えてくれたということ。

 ピーター・グリーン脱退後のマックを背負っていた童顔ギタリストのダニー・カーワンがメンタルを病んで脱退。ボブ・ウェルチ主導マックが始まりますが、ここで初めて楽器を弾かないボーカリストがグループの歴史上初めて加入。それがデイヴ・ウォーカー。
 さらにカーワンの穴を埋めるべく新たなギタリストとして加入したのがボブ・ウェストン。ダンディなルックスの持ち主で童顔カーワンの後釜としては申し分ないギタリストでした。
 こうした新編成のマックによって作られたアルバム『PENGUIN』は母国イギリスよりアメリカで圧倒的にヒット。こうしてゴールドスタインの録音を聞いてみると、かなりハードなサウンドはアメリカで歓迎されるのも当然と言え、前座バンドとは思えないほどの盛り上がりまでみせています。
さらにクリスティン・マクビーが歌う「Get Like You Used To」、当時の新曲にしてウェルチが歌う「Night Watch」はアルバムよりもレイドバックした演奏がまたアメリカで受けそうな雰囲気。
 そして「In The Country」ではウェルチとウェストンによる壮絶なギター・バトルが繰り広げられている。マニア好みのグリーン時代や絶頂を極めたバッキンガム&ニックス加入後のマックに挟まれ、今となっては完全に見過ごされてしまった時期のマックがこれほどまでロックなステージを繰り広げていた事に驚かされるでしょう。
 しかしウォーカーのハードなボーカル・スタイルはマックにそぐわないとみなされて数か月後に解雇。さらにウェストンはダンディさが災いしミック・フリートウッドの妻と不倫という音楽以外のトラブルを起こしてこれまた解雇。
 結果としてウォーカーとウェストンが在籍したマックは一年足らずという短命なラインナップで音源や映像も極めて少ない。何より演奏のカッコよさに耳を奪われてしまうことでしょう。そんなレアすぎる時期を驚くほど良好な音質で捉えてくれたゴールドスタイン録音…あまりにも貴重すぎる!

★超重要音源の登場です。

(56:44)
1. Introduction / Tune-Up
2. The Green Manalishi (With The Two Prong Crown)
3. Oh Well
4. Get Like You Used To Be
5. "Land Watch" (Night Watch)
6. Same Old Blues
7. In The Country
8. Rattlesnake Shake

Dave Walker - vocals, harmonica
Bob Weston - lead guitar, backing vocals
Bob Welch - rhythm guitar, vocals
Christine McVie - keyboards, vocals
John McVie - bass
Mick Fleetwood - drums, percussion