PINK FLOYD - YEESHKUL!(2CD) [Sigma 322]

PINK FLOYD - YEESHKUL!(2CD) [Sigma 322]

販売価格: 3,800円(税込)

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商品詳細

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Live at Maple Leaf Gardens, Toronto, ON, Canada 11th March 1973 TRULY PERFECT SOUND
UPGRADE

 某有名サイトの由来ともなった1973年の伝説録音『YEESHKUL!』。新たに判明したベスト・マスターを「GRAF ZEPPELIN」が仕上げた最高峰更新盤が誕生。永久保存プレス2CDで登場です。
 FLOYDの音源マニアにはお馴染みの「Yeeshkul」ですが、そもそも由来はある名録音に残されていた録音者の言葉。『狂気』ショウに感動したのか(あるいはぶっ飛んでいたのか)感極まった声「Yeeshkul」が録音されており、それが語り草となったのです。そして、そんな伝説オーディエンス録音が生まれたのが「1973年3月11日トロント公演」であり、本作こそがその最高峰盤なのです。
 その気になるクオリティの前に、まずはショウのポジション。世紀の大名盤『狂気』が世界を席巻していた当時の活動概要から俯瞰してみましょう。

・1月13日ー2月4日:パリ(4公演)
《3月1日『狂気』発売》
・3月4日ー24日:北米#1(16公演)←★ココ★
・5月18日+19日:ロンドン#1(2公演)←※EARLS COURT 1973他
・6月16日ー29日:北米#2(12公演)←※TAMPA 1973他
・10月12日+13日:欧州(2公演)←※VIENNA 1973
・11月4日:ロンドン#2(1日2公演)←※AT THE RAINBOW 1973他

 これが1973年のPINK FLOYD。本作のトロント公演は『狂気』リリース直後だった「北米#1」の一幕でした。この「北米#1」は名録音の多産期としても知られ、当店でも可能な限りの名作でアーカイヴしてきました。良い機会でもありますので、ここでさらに日程をフォーカスしてみましょう。

●「北米#1」の詳細
・3月4日+5日(2公演)
*3月6日『ST. LOUIS 1973: 1ST GEN SCOTCH REEL』
・3月7日:シカゴ公演
*3月8日『CINCINNATI 1973 1ST GEN』
・3月10日:ケント公演
*3月11日:トロント公演 ←★本作★
・3月12日:ケベック公演
*3月14日『DEFINITIVE BOSTON 1973』
・3月15日:フィラデルフィア公演
*3月17日『RADIO CITY MUSIC HALL 1973』
*3月18日『WATERBURY 1973: 3 SOURCE MATRIX』
・3月19日ー24日(4公演)

【伝説録音の知られざる最高峰マスター】
 「北米#1」はアルバム発売直後とあって演奏も新鮮で熱気が素晴らしく、セット前半が入れ替わるのが醍醐味のひとつ。この時期だからこそのレア曲「雲の影」「エン・ユーアー・イン」が楽しめますし、特にトロント公演は「エコーズ」がオープニングを務めているのもポイント。この大曲で開演するのは「3月8日/10日/11日」の3回だけであり、本作はその貴重な音の証拠でもあるのです。
 そんなショウは何よりも伝説録音が残された事で有名であり、本作はその最高峰を更新する新名盤なのです。そのポイントはマスターと仕上げの両面に及ぶ。まずマスターですが、本作のソースは「Steven Carr」なる人物のコレクションから発掘された2ndジェネ・マスターです。ここで熱心なコレクター諸兄なら「あれ? ベストは1stジェネDATじゃなかったっけ?」と思われるかも知れません。実際、当店の既発も1stジェネDATだったのですが、その後の音源マニアの検証によって別枝葉の2ndジェネの方が高音質と判明したのです。
 実際、そのサウンドは過去最高。ヒスノイズは従来の「1stジェネDAT」と同等ではありますが、肝心の演奏音がディテール・アップ。グッと抜けが良く、細部まで明るく鮮やかに描かれている。「1stジェネ」「2ndジェネ」という数値は参考にはなるものの、絶対の指標ではないと痛感する(また、ややこしいことに2ndジェネにも種類があります。有名なNeonknightコレクションの2ndジェネは音が今イチで、本作はそれとは異なるSteven Carrコレクションです)。もはやコレクター界の伝説である「Yeeshkul」やゲップですら、かつてない鮮やかサウンドで描かれているのです。

【ベスト・マスターの可能性を引き出した細密マスタリング】
 そんな最高峰マスターですが、実は誤解されてきたのは世代数だけが原因ではありません。実のところ、この「Steven Carrの2ndジェネ」はところどころ音ヨレが発生。音自体は良くても、ヨレのせいで格落ちと思われた側面もあったのです。そこで登場するのが「GRAF ZEPPELIN」マスタリング。2ndジェネのヨレはデジタルで修復できるタイプのものであり、本作では「GRAF ZEPPELIN」による執念めいた精度で補正。冒頭の「エコーズ」や「太陽讃歌」「虚空のスキャット」などネット原音ではヨレが気になった箇所も綺麗に整っているのです。
 世代数やわずかなヨレのせいで見過ごされてきた「Steven Carrの2ndジェネ」。その真価を見抜き、可能性を最大限に引き出した最高峰更新盤です。『狂気』リリース直後でやる気に燃えていたフルショウを極上体験できる伝説の名録音。どうぞ、永久保存プレス2CDで存分にご体験ください。

★「1973年3月11日トロント公演」の伝説オーディエンス録音。従来ベストと言われていた1stジェネDATよりも高音質な「Steven Carrの2ndジェネ・マスター」をGRAF ZEPPELINが仕上げた最高峰更新盤です。従来よりもディテールアップしたサウンドは鮮烈で、グッと抜けが良く、細部まで明るく鮮やか。原音ではヨレていたパートもGRAF ZEPPELINの細密マスタリングで補正された新名盤です。

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REMASTERED BY GRAF ZEPPELIN

(リマスターメモ)

★前回盤では1st Genとされるマスターでしたが、今回盤では同音源ながら枝葉違いの2nd Genとされる現行ベストのマスターをリマスター収録。

★前回盤に比べ、ジェネ落ち感はないばかりか、むしろ鮮度、音の粒立ちに優れ、無理矢理なEQ処理感もなく、なおかつ明るめに感じられるトーンがポイント。

★ヒスの量についても前回盤1st Genと同様か、場合によってはキメの細かい質感であり今回盤の方が耳当たりが良くも感じられる。

また1st Genについては、現状トレーダー間に流通するものでは曲間のゲップを削除するなどの編集処理がなされており(1st Gen使用の前回盤では入っていました)、その点今回の2nd Genでは、ゲップもありのまま収録と、間違いなく長さ的にも漏れなく過去最長収録!

★所々で散見された音ヨレを完全に補正。

★前回盤ではGreat Gig 0:45付近などのようなテープのピッチダウンやECHOES冒頭などのピッチ低などがありましたが、その点今回盤は全く問題なし。終始音ヨレとは無縁の違和感のない演奏が堪能できます。

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★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (64:38)
01. Echoes
02. Obscured By Clouds
03. When You're In
04. Set The Controls For The Heart Of The Sun
05. Careful With That Axe, Eugene

Disc 2 (60:02)
The Dark Side Of The Moon

01. Speak To Me
02. Breathe
03. On The Run
04. Time
05. Breathe(Reprise)
06. The Great Gig In The Sky
07. Money
08. Us And Them
09. Any Colour You Like
10. Brain Damage
11. Eclipse
12. Soundcheck
13. One Of These Days